今回は妖刀の巻。
ということで一風変わったお話でした。
兄と妹の関係も描かれていてよかったですね。
想像力が膨らみます。
どろろは心配だったけど百鬼丸がうまくやってくれた。
なかなかに見ごたえのある回だったように思えます。
目次
全体の感想
- 妖刀の回
- 兄と妹の関係が良かった
- 百鬼丸のうまさ
なかなかに見ごたえのある回。
バトル描写もかなり綺麗だった。
兄と妹の関係も書かれていて良かったですね。
百鬼丸のどろろを助け出すシーンも良かったです。
きちんと妖刀だけ切り伏せるようにしたんですね。
ここに百鬼丸の腕があるように思われます。
しかし兄上は切り伏せるという。
やっぱり兄の方はもう妖刀と一体化していたんですかね。
だから兄を切り伏せたら妖刀の威力もなくなった。
なかなか考えさせられることが多い回でした。
百鬼丸は雨の中何故立っていたのか?
- 百鬼丸は妖刀の気配を感じ取っていた
- そして妖刀の気配がはっきり感じ取れるようになったらそこに向かった
- 自分の体を取り戻すために向かったのではないか
百鬼丸は妖刀の気配を感じ取っていたのではないかと思います。
そして妖刀が赤くはっきり気配が感じ取れるようになった。
その時に現場に向かったのではないのではないでしょうか。
恐らくですが百鬼丸は鬼神が宿った刀だと薄々感じ取っていた。
だからこそ自分の体を取り戻すために妖刀と戦ったとみています。
自分の体を取り戻すのも命がけですね。
今回は特に強敵だったように思えます。
どろろものっとられちゃいましたし。
そういう意味では百鬼丸はグッジョブでした。
兄と妹の出自について
- 元は富豪の家庭だった
- しかし両親が亡くなり金がなくなって兄が戦へ出向くことに
- そこで理不尽な命令をさせられていた
兄と妹はもとは裕福な家庭だったのではないでしょうか。
しかし良心が亡くなり金がなくなって兄が戦へ出向く羽目に。
そこで理不尽な命令をさせられていたのでしょう。
そして妖刀に出会い上司を切り伏せたという流れでしょう。
そう思うと兄も妹もなかなかにかわいそうな境遇ですね。
どうすればベストなのかはわかりませんがこれも鬼神がわるいとしかいいようがありません。
兄もいい上司だったらこんなことにはならなかったのかもしれませんね。
そうおもうと泣けてきます。
妖刀はなぜ力を失ったのか?
- 妖刀は兄の力を吸い取っていた
- 兄がいなくなったことで力を失った
- 妖刀と兄は一体化していたのでは?
妖刀は兄の力を吸い取って生きていたのではないかと思います。
血を吸った相手もそうですが刀を振るう相手の力も吸い取ってしまう。
だからどろろも刀を離した瞬間力尽きたんだと思います。
そして力を吸い取れば吸い取るほど振るう相手になじんでいく。
恐らく妖刀と兄は馴染み過ぎて一体化していたんでしょう。
そのことを百鬼丸は感じ取って兄を切り伏せた。
ただ兄は百鬼丸の気配では白く映っていたんで良心はあったのでしょう。
それでも切り伏せざる得なかった。悲しい結末でした。
ラストシーンの鶴は何?
- 兄と妹のメタファーか
- 死んでも兄は妹のことをおもっているということではないか
- 恐らくだが兄にも情は残っていた
ラストシーンの鶴は兄と妹のメタファーでしょう。
恐らくですが兄はずっと妹のことを想っていたのでしょう。
でも妖刀のおかげで自分は堅気に戻れなくなってしまった。
だから誰かに切り伏せられることでしか救われない。
ある意味百鬼丸に切り伏せられて初めて妹を想うことが許された。
百鬼丸の気配でも白く映っていたことから情はのこっていたのでしょう。
妹への情が兄にもきちんと残っていてそれが死んだことで成就した。
そういうことだと思われます。
まとめ
- 兄と妹の関係が良かった
- どろろは今回大変だったね
- 百鬼丸グッジョブ
ということでまとめてみました。
いろいろと大変な回でしたね。
最後まで妖刀だけが赤く映っていたのが印象的でした。
恐らく悪いのは妖刀で兄や妹はあくまで被害者。
そういう描写にしたかったのでしょう。
じゃあなぜ兄を切り伏せたら妖刀が力を失ったのか。
疑問は残りますがやはり一体化説が個人的には有力なのかなと。
ツッコミどころは色々とありますけどね。
ただ最後の鶴が映し出されたとき兄も救われたのでしょう。
そう思うと泣けてきます。
どろろはいい話が続きますね。毎回面白い。
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