【賭ケグルイ××(2期) 8話 感想】勝利とリスク 福本作品で見る賭ケグルイ

感想

今回は公共財ゲーム決着。
ということでまさかの結果で終わりました。
皇の実力には驚かされるばかりです。
夢子も何とか生き残りましたね。
そして豆生田は覚醒。
何気に後味の良い終わり方だったのではないでしょうか。

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目次

全体の感想

  • いさぎ良い皇
  • 豆生田は覚醒
  • 夢子は何気に得したね

今回の主役は皇といっても過言ではない。
良くゲームを支配して勝つとこまで持ってきました。
骨喰をはめたところも流石といえるのではないでしょうか。
勝利とリスクのバランスをうまく理解していたのもポイント。
自分に納得がいく勝負ならそれでよかったのではないでしょうか。
そして豆生田が覚醒。名探偵コナンばりの推理を披露。
やはり皇もここまで予測して骨喰をはめたのでしょうか。
だとしたら流石だとしか言いようがない。
そして夢子は何気に得をしましたね。
個人的には夢子が負けると思っていたので何か意外性があります。
皇が頑張った分の漁夫の利を得たというべきか。
ギャンブルクイーンとは思えぬ脇役っぷりでした。
ただ次回で覚醒してくれるとは思うのでそれを待ちます。

勝利とリスク

  • 勝利とリスク
  • そのバランスが良かった
  • 皇は勝ったんじゃないのか

勝利とはリスクと等価交換で手に入れるもの

闘牌伝説アカギ 闇に舞い降りた天才 第10話

アカギには上記のような言葉があります。
浦部とニセアカギが戦っている時のナレーションなのですが今回の賭ケグルイにばっちりあてはまりますね。
ニセアカギはリスクを避けて弱い勝負しかできない。なのでそれが仇になっていく。
しかし皇は勝利とリスクを完全に理解していたからこそ公共財ゲームで勝つことができた。
実際には外馬ギャンブルでは負けてしまいましたが皇にとってはいい経験だったのではないでしょうか。
少なくとも豆生田が復活したのは非常に大きかったと考えられます。
今後皇の力になってくれる可能性も大きくなってきましたしね。
そういう意味では大量の票を吐き出しましたが皇にとってはいい勝負だったといえます。
選挙戦はリタイアということですが今後も夢子の力になってくれるでしょう。

豆生田(市川)復活

  • 一回負けた男がどうなるかは見ものだった
  • 今回見事に復活してくれた
  • 今回は豆生田のためのギャンブルだったといえる

今回の準主役は豆生田でしたね。
夢子に一回負けて再起不能になった。
そういう点ではアカギの市川に似ていると考えていました。
アカギに一回負けた市川がどう復活するのか?
個人的には非常にそこが気になっていました。
結果としては皇に手を差し伸べてもらった形になりましたね。
アカギには女性の影は薄い、というかほとんどないですがこういうこともあるのが賭ケグルイ。
きちんと敗者にも復活の道があるところが優しいです。
ある意味では今回は豆生田復活のためのギャンブルといっても良かった。
そして豆生田は復活の糸口を見つけ、覚醒した。
今後彼がどういった活躍を見せてくれるのか楽しみではあります。

皇は今回の勝負で何を得たのか?

  • なんだかんだで豆生田に元気になってほしかった
  • そういう意味では完全勝利した皇
  • 豆生田とお幸せに

今回なんやかんやで理屈付けてますが豆生田に元気になってほしかった。
それが皇の一番の望みだったんじゃないかと考えています。
夢子に負けてからすっかり灰になってしまっていた豆生田。
そんな彼を一体どうやったら復活に導けるのか。
そのためには自らリスクを背負うしかないというのが皇の結論だったのでしょう。
そしてリスクを背負った結果、豆生田が復活するという勝利を得た皇。
豆生田がダメになる道もあったとは思いますがそこは眼中になかったのでしょう。
つまり今回は必敗のギャンブルだったが必勝のギャンブルだった。
豆生田の復活は確約されていたように思えます。
というわけで豆生田とお幸せに皇。

夢子に負けに対する価値観

  • 負けるというのはブラフ
  • だからこそ豆生田と共闘できた
  • ある意味勝ちを拾えるから負けに陶酔できた

今回夢子が負けることに陶酔するかのような場面がありました。
これって夢子が侮蔑している妄の価値観じゃないか?って思わず突っ込んでしまいました。
負けに陶酔するというのは夢子から最も遠い価値観のはず。
なのに今回はアカギで言ういわば死にたがりの発想になっていました。
ただこの価値観には裏があると考えています。今回いわば負けるというのはブラフ。
全く自分たちが税金を払わない。だから負けるよ?という脅し。
つまり裏切り者に税金を払わせるという勝ちを導くための布石。
なのである意味勝ちを拾えるから負けにも陶酔できたと考えられます。
自分たちがリスクを負うから相手にもプレッシャーをかけて勝ちを拾える。
まさにリスクと勝利を天秤にかけるやり方。
なので夢子は負けに陶酔することができたのでしょう。

まとめ

  • 勝利とリスクは等価交換
  • 豆生田復活という勝利を皇は選んだ
  • 夢子は勝ちを拾えるからこそ負けに陶酔できた

というわけでまとめてみました。
今回は豆生田が復活したのが一番大きい。
そして皇の奮闘も見事と言えたのではないでしょうか。
若干視聴者にサービスしすぎな感じではありましたけど。
個人的にはこういうのは嫌いじゃないです。
夢子も何気に得した形になりましたね。
アカギ的には勝利とリスクの話が出たのが良かったかな。
あの辺はきちんとギャンブルしてるって感じが出ていました。
今後も面白さが加速していくと思われる賭ケグルイ。
次回はどんな話になるのか楽しみです。

今回は公共財ゲームということでいわば裏切りのゲーム。 勝てば票を総取りすることができる。 しかし裏切ってばかりだと負けてしまうと...
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