ついにやってきましたどろろの日。
今回は寿海と百鬼丸メインの話。
泣けるようなシーンもあってよかった。
あとやっぱり寿海は百鬼丸に人の子でいてほしいんだなと。
そこらへんが良くわかる心理描写で良かったです。
足は作ってくれなかったけど頑張れ百鬼丸。
目次
全体の感想
- 百鬼丸の業
- 寿海の思いやり
- 辛い
百鬼丸と寿海のすれ違いが辛い。
百鬼丸は鬼神を倒して何が何でも体を取り返したい。
そのためには何も惜しまない。
しかし寿海はあくまで人の子であってほしい。
百鬼丸には人を殺めてほしくない。
この辺のせめぎあいがつらかったですね。
百鬼丸には百鬼丸の理由がある。
寿海には寿海の理由がある。
足を作らなかったのも悲しかった。
やはり人を殺めるための道具にされるのがいやなのでしょう。
それ以上に百鬼丸が人を殺めるのが嫌。
寿海の気持ちも推し量れるだけに辛いですね。
でも百鬼丸としてはどろろという大切なものもできたわけで。
それで体を取り戻さないというのも辛い。
だからどっちが悪いというわけではないですが。
それだけにすれ違いが辛くはありました。
百鬼丸の気持ち
- 百鬼丸は体を取り戻したい
- そのために人から遠ざかっていく
- その業がつらい
百鬼丸の決意が辛い。
恐らく彼の決意は揺らぐことはないでしょう。
何が何でも鬼神を倒す。
醍醐の国がどうなろうと。
まずは自分が優先。
私はですね。この考えは間違いではないと思うんですよね。
国一つが救われるとしても。
醍醐のやったことは許されることではない。
百鬼丸が恨みを持つのも当然かと思われます。
まあ百鬼丸はおそらく恨みで動いてないですが。
身体を取り戻したいという欲望ですかね。
それが人一倍強いのでしょう。
でもそのためにどんどん人から遠ざかっていく。
百鬼丸が人になるには他人も殺めなくてはいけない。
醍醐の国の民も敵に回す。
その業が辛いですね。
やはり敵は妖だけではない。
人もそうである。
この辺がこれからの物語のキーポイントになってきそうです。
寿海の気持ち
- 百鬼丸には人でいてほしい
- でも百鬼丸は進んでいく
- すれ違いがつらい
寿海は百鬼丸には人でいてほしいんだと思います。
百鬼丸が普通の人間で安心して暮らせるような。
そういう世界を望んでいるのでしょう。
でも正直言ってそれは無理というもの。
妖を倒さなければ体は取り戻せない。
醍醐の国の民も邪魔してくる。
もう逃げ場はないということですからね。
足を戻さないという選択肢もちょっとと思いました。
だってどうあがいても百鬼丸には敵が多すぎる。
なのに手助けをしない。
これはどちらかというと寿海のエゴなのではないか。
そう思ってしまうところがあります。
百鬼丸は自分で選択しているように見えます。
でもそれは表面だけで逃げ場はないわけですよね。
いくらなんでも体が戻らないまま暮らすわけにはいかない。
醍醐の国もこっちがなにもしなくても百鬼丸を邪魔しに来る。
だったら足の一つくらいと思うわけですけど。
まあ寿海には寿海の考えがあるのでしょう。
百鬼丸に滅びの道しか選ばせてない気がしますが。
それでも寿海を慕う百鬼丸
- おっかちゃんが泣ける
- 百鬼丸にとっては親同然なんだなとく
- 寿海の想いを百鬼丸は感じたのか
それでも寿海を慕う百鬼丸が泣ける。
結果的に足を作らなかったわけですよ。
それが百鬼丸を想ってのことだとしても。
私には前述したとおり寿海のエゴにも見えました。
正直百鬼丸には滅びの道を行かせてるような気がしました。
どちらにしても逃げ場はない。
百鬼丸は選べるように見えて選べないわけです。
ならば足を作るべきだったと。
そう思ってはいます。
でも百鬼丸はそれでも寿海を慕うんですね。
恐らく私が感じ取れなかったところまで感じ取っている。
だからこそおっかちゃんと。
寿海のことを呼んだのでしょう。
百鬼丸にとっては寿海は親同然なんだなと。
そう思う良いシーンではありました。
寿海の想いを百鬼丸はきちんと感じ取った。
だからこそ良い別れができたのでしょう。
その他感想・考察
- 木の妖怪の扱い
- 多宝丸は情を捨て、国を選んだ
- 百鬼丸にとってどろろは大切なんだなと
いろいろときになるところはあるんですが。
木の妖怪の扱いですよね。
恐らく木自体が妖怪の本体。
それで実から出てきたのは妖怪の木の子供。
そういう関係なんじゃないかなと思います。
百鬼丸が妖怪の本体を撃ったから妖怪も倒された。
恐らくそういうことなのでしょう。
そして多宝丸は完全に情を捨てましたね。
たとえ兄弟であっても国にとっては百鬼丸は敵。
なのであれば倒すという決意を固めました。
この選択は百鬼丸にとっては辛いですね。
なんど後悔するんだって話ですが。
やはり足は作ってあげるべきだったのでは。
こうなる運命ならせめて寿海は手助けするべきだった。
そう思わずにはいられません。
そして百鬼丸にとってもどろろは大切なんだなと。
やっぱり旅してきた仲間。
その思いが強いのでしょう。
そして唯一の味方でもある。
百鬼丸がどろろを助けることを祈っています。
まとめ
- 百鬼丸と寿海のすれちがいがつらい
- やはり足は作るべきだった
- それでも寿海を慕う百鬼丸
というわけでまとめてみました。
まあしつこいっていうか何度言うんだって話ですけど。
やっぱり足は作ってあげるべきだったと思うんですよね。
なんというかどうせ百鬼丸は戦うことを避けられないわけじゃないですか。
本当に百鬼丸のことを想っているのなら作ってあげろよと。
そりゃまあ戦闘の道具に使われるというのは分かってるんですけど。
それも百鬼丸が全部悪いわけじゃない。
百鬼丸を生贄にした醍醐だって悪い。
百鬼丸を体をむさぼった鬼神だって悪い。
いうなればどっちもどっちじゃないですか。
だからなんか納得いかないんですよね。
まあ納得いってないの私だけかもしれませんが。
それでも寿海を慕う百鬼丸。
おっかちゃんと呼んだ時は感涙ものでした。
百鬼丸は百鬼丸で寿海の愛を感じ取った。
私にとっては納得いかなかった。
でも百鬼丸にとっては納得のいくものだった。
そういうことなのでしょう。
私も修行しながら正座して次回を待ちます。
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