今回は試練多き回。
特に一稀。
彼が全部悪いわけではないんですけどね。
春河が足が動けなくなった理由が明らかに。
まあドンマイとしか言いようがない。
というわけでいってみましょう。
目次
全体の感想
- 一稀の試練
- 春河を傷つけた
- 正直になったほうが良かったと思う
一稀の試練の回。
なんというかね。気にするとこちゃうやろって。
思っちゃうわけでして。
春河を傷つけたことが悪いわけじゃなくて。
マネージャーを監禁拉致した挙句。
吾妻サラを誘拐して監禁しようとした。
そこが一番ネックだと思うんですが。
でもあくまでそういう法的なことは問われないのがさらざんまい。
そう思うと殺人はよくて監禁誘拐はいいのかとか。
そういうツッコミが出てくるところではありますが。
私が思うにですね。
春河を傷つけるのはしょうがない。
吾妻サラになりきって春河をだますのも別に良い。
でもね。でもですよ。
吾妻サラを誘拐するのはまずいだろと。
そう思うわけで。
そこだけは言い逃れできない。
でも問われてるのがそこじゃない。
普通に正直に一稀が春河を騙してた。
そういったほうが良かったように思える。
まあなんというかそこにいきつかずあくまで春河にいきつく。
そして悠も普通に手を貸す。
それでいいのかさらざんまい。
それでいいんださらざんまい。
一稀の悠に対するうらやましい気持ち
- 一稀と家族に繋がりはない
- 悠は兄との繋がりがある
- 繋がりたいのに繋がれない人間と法を犯しても繋がれる人間との違い
一稀の悠に対するうらやましい気持ち。
これはやはり家族関係を指しているのではとおもいます。
一稀と家族に繋がりはないわけですね。
だから繋がりたくても繋がれない。
どこまでいっても家族ごっこなわけです。
本当の家族ではない。
これは実際の家族の定義とかそういうわけではなく。
一稀があくまでそう思っているというのがポイント。
しかし悠はそのつながりを持っているわけですね。
そして一緒に法を犯してでも繋がっていてくれる兄がいる。
二人一緒で心が通い合っている。
ここに一稀は羨望を抱いていると推測できます。
具体的に言えば春河のことですよね。
あれこれ春河にやってはいるんです。
でも足の事故のこともあり自責の念もある。
なので一稀はどこまで行っても繋がることがない。
しかし悠には一線を超えてでも繋がってくれる兄がいる。
丁度二人は真逆の関係なわけです。
そこを指してうらやましい。ということなのでしょう。
吾妻サラはアザラシ?
- 吾妻サラはアザラシに変身できる
- アザラシの方が本体なのでは?
- 浅草の守り神的な存在
吾妻サラはアザラシのような生き物に変身できる。
そういうことが今回分かってきました。
ここで私の推測なのではありますが。
吾妻サラがアザラシに変身できるわけではなくて。
アザラシが吾妻サラになりすましていると。
そう考えているわけです。
一稀たちの河童は尻子玉を抜かないといけないわけです。
そして警官たちのカパゾンビも欲望を搾取しないといけない。
つまり人外になるには手はずを整えないといけないわけです。
しかし吾妻サラにはその背景がない。
普通にアザラシに変身してました。
というわけでですね。思ったのですが。
アザラシが吾妻サラなのではないか。
人間形態になれる人外みたいな存在。
正体的には浅草の守り神的な立ち位置。
そういうポジションに彼女はいると考えています。
さらざんまいできなかった理由
- 一稀のミスでさらざんまいできない
- サシェゾンビの欲望が深くてさらざんまいできない
- どちらの原因もあると思う
今回はさらざんまいには至らず。
残念な結果に終わってしまいましたね。
この原因を探ってみたいのです。
まず整理したいのは今回完全に秘密の漏洩はしなかったということ。
なぜ春河が一稀のにおい袋をもっているのか。
その秘密が漏洩されませんでした。
これは一稀側にミスがあったわけですね。
つまり一稀はその原因が分からなかった。
ここにまずさらざんまいできない理由があったと思います。
そしてもうひとつはサシェゾンビの原因。
今回のサシェゾンビはまた復活してしまったわけです。
これは一体どういうことなのか。
まず考えられるのは前述した一稀側のミス。
もうひとつ考えられるのは前回言われていた欲望レベルの引き上げ。
ここに関係があるのではないかと考えられます。
つまりサシェゾンビにはまだ秘密があるわけですね。
だからこそさらざんまいは許されなかった。
河童側のミスとゾンビ側の欲望の深さ。
これが相まって今回はさらざんまいできなかった。
そういうことかと思われます。
警官たちについて
- 持ち場というのは交番
- メンテナンスは欲望の補給
- 警官達にも価値観がある
今回の警官たちは意味深でした。
いわば今回は勝ったわけですからね。
勝ったらどうなるのか。そこがきになるわけです。
まず持ち場を離れられるというメリット。
ここでいう持ち場は交番のことだと思います。
負け続ける限りカパゾンビを量産しなければならない。
それは非常にきついことなのではないかと。
ひっきりなしにゾンビを作っていては疲弊するでしょう。
そしてその疲れをいやすのがメンテナンス。
これは恐らく欲望の補給ではないかと思われます。
つまり警官達も欲望ゲージで動いているというわけです。
そしてメガネの警官にとってはこれは生命線。
欲望ゲージがなければ生きていけないわけですから当然ですね。
と同時に気持ちいいことであるわけです。
これは金髪の警官にとってはメンテナンスは気持ちの良いこと。
ここに価値観の違いがあるわけです。
つまりメガネの警官は事務的に作業をこなしている。
金髪の警官は欲望のままに動いている。
この価値観の違いから金髪の警官はいらだったのではないかと。
なぜいらだったのか?それは金髪の警官がメガネの警官を好きだから。
完全に繋がれない二人の価値観。
そこがじれったいというわけではないかと踏んではいます
まとめ
- 吾妻サラは浅草の守り神
- さらざんまいできなかったのは双方に原因がある
- 警官達も欲望を基にいきている
というわけでまとめてみました。
まあそれより語りたいのは導入の全体の感想について何ですが。
もしかしてさらざんまいの世界には法律ってないのかなと。そう思うわけです。
まあ事件とか容疑者とかあるわけですから完全にないとは言えないのですが。
というかあってもガバガバなんじゃないかなと。
警官たちが犯罪者を捕まえる気がない。
むしろ犯罪者を使ってさらなる犯罪をしている。
殺人しても悠は自首する気はない。
今回の一稀の一件にしてもそう。
さらざんまいの世界は法律がかなりゆるい世界なのではないかと考えています。
だからこそ一稀は平気で拉致監禁しようとする。
悠も殺人を犯しても自首はしない。
つまり法の支配より個人の感情が優先なわけです。
さらざんまいの人間は法律は二の次で個人の感情で生きている。
そういう世界なんじゃないかと考えています。
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