【僕のヒーローアカデミア 4期 10話(73話)感想】ヒーローの規律、ヴィランの勝手

感想

はいやってきました僕のヒーローアカデミア。
今回は大分わちゃわちゃした回だったんですが。
まあ整理できるところは整理して。
要点も絞って。
やっていこうとは思います。
とりあえずヒーローとヴィランの思想。
ここらへんを中心に書いていければと思っています。
というわけでサクサク感想書いていきます。

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目次

全体の感想

  • ヒーローの規律
  • ヴィランの勝手
  • どちらの良さも響いてきた

ヒーローとヴィランの対比が良かったとは思います。
ヒーローはあくまで規律に従う。
そこにあるのは仲間への信頼。
だからこそ協力する。
そして互いを信じて戦う。
それが圧倒的な物語の約束事であるわけです。
だからこそそのきっちりと約束を守る。
それに対するヴィランの勝手。
ヴィランは欲望のままに行動し。
そして仲間同士であろうと対立する。
いわばカオスなまま戦っていく。
明らかにヒーローの方に分があるように思いますが。
一筋縄でいかないのがヴィランの良さでもあって。
どちらの良さも響いてきましたね。
まあ今後どうなっていくのか。
行く末を見守っていきたいです。

ヴィランの信頼

  • ヴィランの信頼
  • そんなものはない
  • あくまで利用し利用されるだけの存在

あえて言いたいヴィランの信頼などないと。
正直言ってですね。
それぞれが勝手に動いているヴィラン。
その勝手さで信頼など生まれるわけないと。
あくまで上は下を利用する。
そして下は上に利用される。
やっぱり絶対的な上下関係はあってですね。
それだけな気がするんですよね。
そこにヒーローが守るような。
圧倒的な規律がない。
それにヴィランが信頼を築くには。
仲間を信頼する必要がある。
つまり相手を認めなければならない。
しかしそれが圧倒的に欠けている。
であるのであれば。
やっぱり信頼は築けない。
あくまで暴力の支配による関係。
それが全てだと感じました。

ファットガムは切島を認めている

  • ファットガムは切島を認めている
  • その上で信頼している
  • これが上が下を認めるということ

ファットガムは切島を認めているんですよね。
お前こそが漢だと。
そしてお前がいたからこそ助かったと。
もう言葉を聞かなくてもですね。
心がそう語り掛けている。
これが上が下を認める。
そういうことでしょう。
ファットガムは本当に切島をリスペクトしている。
それは仲間を認めるヒーローの土壌。
それがしっかりしているから。
だからこその信頼関係なんですよね。
こういった上下関係が理想であると感じています。
そしてこれこそが僕のヒーローアカデミアが描きたかった信頼。
そうであると私は感じています。

死柄木はトガやトゥワイスを信頼しているのか

  • 死柄木はトガやトゥワイスを利用しているだけではないか
  • そこに相手を認めるという信頼はない
  • あくまで利用し利用される関係

死柄木はトガやトゥワイスを信頼しているのかという問題。
私はですね。
死柄木はトガやトゥワイスを利用しているだけだと感じてるんですね。
そこに相手を認めるという認識はないわけです。
私が思うにですね。
不良が仲間だとか信頼だとかそういう言葉を持ち出すとき。
それは相手に何かを強要するときなんですよね。
今回の死柄木はまさに強要する上の人間だった。
もちろん死柄木にも事情はある。
自分の立場が危うい以上。
仲間も守れない。
だからこその今回の判断だと思います。
でもやっぱりトガやトゥワイスを真に思った判断ではなかった。
あくまで利用し利用される関係。
そうした関係にとどまった判断だと感じました。

トガやトゥワイスはだからこそ勝手にふるまう

  • トガやトゥワイスは自らが真に信頼されているとは思っていないだろう
  • でもだからこそ勝手にふるまう
  • ドライな上下関係も悪くはないのではないか

トガやトゥワイスの勝手気ままさが響きました。
もし上が信頼して下に命令を下すとき。
そこには規律が生じると思うんですよね。
ファットガムと切島が顕著でしたけど。
切島はファットガムを守らなければならない。
そしてファットガムは切島に報いなければならない。
そういった相互の約束。
この規律でヒーローは動いているわけです。
そしてこの約束事はヒーローとしては絶対。
譲れない僕のヒーローアカデミアのルールだと感じています。
でもあくまでヴィランはあくまで欲望のままに動く。
ヴィランの信頼っていうのは表面上だけなんですね。
トガやトゥワイスは自らが真に信頼されているとは思ってないでしょう。
上を守ったとしても下が報われるとは限らない。
そこにはヒーローのような約束がないから。
だからこそ己の欲望のまま。
自分勝手なまま振る舞っていく。
そこに守る報いる関係は存在しない。
私はこうしたドライな上下関係も悪くないと思いました。
事実トガやトゥワイスはイキイキしていましたから。
きっと欲望のままに動くのが二人には合っているのでしょう。
ヴィランはヴィランでこれでいいと。
そう思った回でした。

まとめ

  • ヒーローの規律は厳しい
  • ヴィランの勝手はゆるい
  • どちらもそれでいい

というわけでまとめてみました。
まあ今回はヒーローとヴィランの対比。
それが顕著だったわけですが。
ヒーローには規律があるわけですね。
それぞれ各々が信念によって戦っているように見えて。
物語の約束事があるわけです。
上は下に報いる。
下は上を守る。
これは割と絶対なんじゃないかなと私は思っています。
しかしヴィランにはそれはない。
ヴィランの信頼というのは表面上なだけなわけです。
でなければあれほど勝手には動かないでしょう。
でもそこには圧倒的な自由があり。
欲望のままに動くヴィランがいる。
事実トガやトゥワイスはイキイキしてましたから。
だからどっちもそれでいいと。
私は思うわけです。
というわけで次回も正座して待っています。

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