はいやってきましたヴィンランド・サガ。
今回はウェールズ、ヴィンランド。
それぞれの地を守る、目指すためにですね。
アシェラッドは何が出来るか。
そしてトルフィンは何が出来るのか。
アシェラッド、トルフィン。
双方厳しい局面に立たされそうですけれども。
なんとかそれぞれの理想を目指して。
突き進んでいってほしいなとは思いました。
というわけでサクサク感想書いていきます。
目次
全体の感想
- ウェールズという過去の理想
- ヴィンランドという未来の理想
- それぞれを守る、目指すために何が出来るか
理想の地をどう守るか、どう目指すか。
アシェラッド、トルフィンにとってターニングポイントになりそうです。
アシェラッドにとってウェールズは過去の理想が埋まった土地なんですね。
母親のあたたかな心。ウェールズの民の清い血。そしてアヴァロンという自らの理想のルーツ。
それがたくさんに詰まった理想の地。
アシェラッドは何が何でも守りたいはず。
デーン人の血を嫌い。戦を嫌い。父を嫌い。
それらを憎みつつも背負う男、アシェラッド。
そのアシェラッドが唯一守りたいといえるウェールズという土地。
どのようにアシェラッドが動くのか楽しみではあります。
一方トルフィンが目指すべき地であろうヴィンランド。
アシェラッドの復讐にとらわれたトルフィンですが。
ヴィンランドという未来を見据えられる土地。
ここさえ目指せばトールズにも報いられる。
それはトルフィンの心にあたたかなものを与えてくれるのではないでしょうか。
アシェラッド、トルフィンがどのように理想の地を守る、目指すのか。
これからが楽しみではあります。
アシェラッドの守るべきものであるウェールズ
- 世を憎んだ男が守りたいもの
- アシェラッドの過去の正の部分が詰まったウェールズ
- 理想を守ることが出来るか
アシェラッドにも守るべきものがあるというところが響きました。
それはウェールズという土地。
母親のあたたかな心。ウェールズの民の清い地。そしてアヴァロンという自らの理想のルーツ。
いわばアシェラッドの過去の正の部分。
それが詰まった場所がウェールズなんですね。
いままではデーン人の血の憎さ。戦の憎さ。父の憎さ。
そういったアシェラッドの負の部分が目立っていました。
そしてその重荷を背負いつつアシェラッドは生きてきたわけです。
つまりアシェラッドの憎しみを視聴者は見せられてきたんですね。
でも今回は違う。
自分が守りたいウェールズという清い地。
過去の理想が詰まった地。
ウェールズを守るということは自らの過去の理想を守るということ。
だから守るべきものを背負ってアシェラッドは考えなければならない。
要するに憎さでなく尊さを守るための策略なわけです。
なにもかもドライに取り組むアシェラッドですが。
今回ばかりは熱くならざる得ないのではないのでしょうか。
アシェラッドがどう動くのか。
楽しみではあります。
トルフィンが目指すべきヴィンランド
- トルフィンの復讐の心
- そこに一筋の光を与えてくれるヴィンランドという地
- あたたかな心を取り戻せるのか
トルフィンにもやっとヴィンランドという希望が見えてきましたね。
いままではずっとアシェラッドへの復讐の心。
それに囚われてきたわけですが。
今回の失意をきっかけに変わっていくのか。
非常に気になるところではあります。
そしてヴィンランドという土地。
これは父親のトールズの想い。
それを正の部分に置き換えられる唯一の希望なわけですよ。
アシェラッドの復讐であればトールズは首を縦に振らないと思うんです。
しかしヴィンランドであれば話は別。
間違った復讐を正しい理想に変換してですね。
是非是非トルフィンには頑張ってほしいわけです。
いったいどうなるのか気になるところではあります。
アシェラッドとトルフィンの正の部分を見せられた
- アシェラッドのあたたかな過去
- トルフィンの希望
- 両者の正の部分を見せられた
アシェラッドとトルフィンの正の部分を見せられた回ではありました。
いつものアシェラッドとトルフィン。
それは世を憎み、時代を憎み、人を憎み。
いわば憎悪が渦巻いている状態なんですね。
でも今回はですね。
アシェラッドはウェールズという自らにとっての清い地。
それを守るために策を考える。
貶めるための策略ではなく守るための策略。
ここがいつもと違うところでですね。
アシェラッドにも良心はあるのだと。
考えさせられました。
そしてトルフィンの希望。
いままでずっと復讐に囚われていたトルフィン。
しかし失意で自らが分からなくなっていたところに与えられた一筋の希望。
それがヴィンランドだったわけですね。
ヴィンランドであれば父にも報いることが出来る。
であるのであれば目指すべきではないのか。
自らの清いものを守るために。
アシェラッド、トルフィン。
両者がどんな道を辿るのか。
気になるところではありますね。
本当に尊いものとは何か
- 戦いのみでは手に入らない理想
- しかし理想を手に入れるため戦うしかない
- 尊いものを守るという厳しさ
本当に尊いものとは何なのでしょうか。
今回はそう問いかけたくなる回でした。
戦いのみでは手に入らない理想を求めてですね。
アシェラッドもトルフィンも生きているはずなんですね。
しかしどこかで歪んでしまった。
そしてその歪みが戦いという形になってあらわれている。
恐らくはですね。
アシェラッドもデーン人憎しで本当は動きたくない。
トルフィンもアシェラッド憎しで本当は動きたくはない。
しかし運命がアシェラッドとトルフィンを憎悪にかきたてる。
そんな今までだったと思うんです。
でも今回はですね。
アシェラッドもトルフィンもですね。
自らの理想を手に入れるための戦い。
そこに身を投じるのではないかという展開にですね。
やっとなろうとしている。
こんな長い間憎悪の戦いを描いてきて。
やっと理想のための戦いに変わろうとしている。
戦いのみでは理想は手に入りませんが。
理想を手に入れるためには戦わなければならない。
しかしそれは非常に尊い戦いなのではと思います。
尊いものを守るということ。
その厳しさを身に染みて感じました。
まとめ
- 憎悪のための戦いから
- 理想のための戦いへ
- 突き進んでいってほしい
というわけでまとめてみました。
まあ今回はですね。
憎悪のための戦い。
そこから理想のための戦いへ。
変わろうとしている。
そんなターニングポイントが示された回ではありましたね。
そして人を変えるためには。
ここまでしなければ。
本当にここまでしなければ。
いけないということ。
その尊いものを守るという厳しさ。
それがジンジン伝わってくる回ではありました。
アシェラッドにとってはウェールズを守るのは理想の第一歩目。
トルフィンもヴィンランドという理想をやっと見出そうとしている。
やっと正のための戦いになろうとしているわけですから。
なんとか二人には頑張って突き進んでいってほしいわけではあります。
というわけで次回も正座して待っています
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