はいやってきましたヴィンランド・サガ。
一言でいうと厳しすぎる結末。
でもこれくらい厳しくなければですね。
物語は進まないということなのでしょう。
トルフィンは厳しさを乗り越えて自分の道を進んでいってほしいです。
希望のある結末を祈っています。
というわけでサクサク感想書いていきます。
目次
全体の感想
- 厳しすぎる結末
- しかし絶望は重要なんだ
- ぬるま湯を抜け出すために
厳しすぎる結末。
本当に厳しいとしか言いようがない。
そしてあまりにあっけない。
あっけなさすぎる結末。
主にトルフィンにとってですね。
絶望しか待っていない。
そんな辛さがありました。
でもですね。
絶望は重要なんですよね。
このままだとぬるま湯の復讐。
それに浸かって生きるしかない。
そこを打破するためにはですね。
トルフィンは絶望するしかない。
だからこの絶望からですね。
物語は始まる。
絶望を糧にトルフィンには強くなってほしいです。
アシェラッドはあそこまでする必要があるのか
- あそこまでする必要があるのか
- 理想を守るために戦った
- しかし他の選択肢もあったのでは
アシェラッドはあそこまでする必要があるのか。
まずアシェラッドの心の内。
その心の解釈なんですけれども。
綺麗な理想。
具体的に言えば綺麗なウェールズと綺麗なクヌートを守るため。
アシェラッドは戦った。
つまり理想を守るために命を賭けたということ。
いい方向に解釈すればそういうことなんでしょう。
でもですね。
その綺麗な理想を守るために。
何もかも差し出しすぎじゃないのか。
アシェラッドならいくらでも策は出せると思うし。
もっといい方向に進める選択肢もあったのではと。
個人的には思っています。
でもアシェラッドの心の中では。
今回の選択が最良なのでしょう。
辛すぎる選択でした。
トルフィンの絶望
- トルフィンにとって復讐は全てだった
- 全てを失ったのがトルフィン
- でも復讐は賞味期限切れだったのではと思う
トルフィンの絶望が辛かったです。
トルフィンにとって復讐は全てなんですよね。
その全てを失ってしまった。
そこが何よりも辛すぎる。
でもですね。私思うんですよ。
もうトルフィンの中で復讐は賞味期限切れなんじゃないかって。
アシェラッドのことももう敵というよりはですね。
反抗するためにいる親父みたいな存在。
トルフィンもアシェラッドのことを想っているし。
アシェラッドもトルフィンのことを想っている。
そんな関係になってしまっている。
こんなぬるま湯の復讐ではですね。
物語の刺激は生まれない。
だからこそのトルフィンにとっての試練なのでしょう。
絶望から物語は始まる
- アシェラッドの絶望
- しかしトルフィンの希望の道はここから始まる
- 不謹慎だが期待してしまう
絶望から物語は始まる。
そう私は解釈しました。
アシェラッドは辛すぎました。
なんであんな選択肢をとったのか。
アシェラッドは何を考えていたのか。
私には本当のところ分かりません。
しかし物語の役割で言えばですね。
トルフィンに絶望を与えるため。
そのための役割をアシェラッドは果たしたと言えるでしょう。
そしてアシェラッドの絶望から。
トルフィンの希望の道が始まる。
ぬるま湯の復讐から抜けて。
今後はきっちりヴィンランドという理想に向き合うことになるでしょう。
不謹慎ではありますが期待しています。
総評
- アシェラッドのための物語だった
- しかしここからトルフィンの物語が始まる
- 理想のバトンが渡されたと解釈した
アシェラッドのための物語だった。
私にはヴィンランド・サガはそう見えました。
主人公のトルフィンよりもですね。
アシェラッドはかなり目立っていてですね。
思わずアシェラッドに感情移入してしまう。
そんな場面が多々ありました。
これまではアシェラッドの理想の物語を見せられていたといえるでしょう。
しかしですね。
ここからやっとトルフィンの物語が始まる。
トルフィンは今現在絶望しています。
けれどもですね。
きっと希望を見出しヴィンランドを目指してくれる。
ここまでの長い長い物語。
これはアシェラッドからトルフィンへ理想のバトンが渡すための物語だった。
そういう風に私は解釈しました。
まとめ
- アシェラッドからトルフィンへ絶望が渡された
- けれども同時に希望も渡されたように思える
- トルフィンにはきっちり向き合ってほしい
というわけでまとめてみました。
アシェラッドからトルフィンへ絶望が渡された。
この描写は衝撃的でした。
何せトルフィンにとってアシェラッドは全てなのですから。
その全てを失ったと言えるでしょう。
しかし同時にアシェラッドからトルフィンへ希望も渡されている。
もうこれからは復讐に囚われることもない。
今後はきっちりトルフィンはヴィンランドに向き合って。
物語が進むのではないかと。
そういう風に私は思っています。
希望は必ずある。
そう信じて最終回を祈るように見ていました。
というわけで色々とありがとうございました。
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