【からくりサーカス 16話感想】キャラの掘り下げが深い

今回はいい時のからくりサーカスでした。
毎回ながらからくりサーカスには驚かされますね。
視聴者としてはずっと口を開けてみています。
今回もそうでしたが確かにいい話でした。でもどこかに漂う違和感。
また超展開で裏切られるのではと警戒している自分がいます。
でもからくりサーカスには良いアニメになってほしいんですよ。
2クール目で挽回なるかって思ってるんで期待してるのが正直なところです。

全体の感想

いい話だった
いい話だけで終わらないのがからくりサーカス
この後恐らく絶望が待っている

いい話でした。その一言に尽きる。
しかし序盤の正二の様子から見るにそれだけで終わりではなさそう。
次回には絶望が待っているのだと思われます。
というか今回貞義一切出てきませんでしたね。
一体貞義にどういった罪があるのか。その辺が気になっています。
今回の話の出来がよすぎるだけに次回が色々な意味で不穏。
がっつり落としてくるというのが私の予想。
ではあるのですがどうも超展開がつづいたからかちょっと警戒してますね。
飛ばし飛ばしで話が続いてきてるんでまた雑になるんじゃないか。
そういう警戒心はあります。

ルシールはいい母親だった

ルシールはいい母親だった
このエピソードだけでも見る価値あり
かっこよすぎる女

ルシールはいい母親だったといエピソードが良い。
これだけでも見る価値はあったように思えます。
一見突き放しているようで実は誰よりもアンジェリーナを心配していた。
だからこそああいう行動をとった。
そう思うとルシールは本当にかっこいい母親でしたね。
オートマータとしての戦いでも女の意地を見せてくれました。
そんなルシールがさらに母親としてのカッコよさも持ち合わせていた。
これだけでもキャラの良さが十分に出ていました。
こういう部分があるのがからくりサーカスの良いところ。
なんだかんだ言って見続けちゃうのはこういうところにあります。

アンジェリーナの苦悩

アンジェリーナの苦労が伝わってきた
不死の体も楽じゃない
そこにやってきた正二

アンジェリーナの苦悩も良く伝わってきましたね。
本当に不死の体も楽じゃないということが分かります。
私としては死なないならずーっと生きていたい。
そういう思いはあります。結構子供のころから思ってました。
でもこういうエピソードをみると考えこんじゃうところはありますね。
ずーっと死なないということはずーっと苦しみも味わい続けるということ。
不死の体も楽じゃないんだなと改めて思いました。
でもそんな中でも苦しみを取り除いてくれた正二。
彼が漢で本当に良かった。恐らくつかの間の幸せなんでしょうけど。
それでも彼が支えになってくれることを祈ります。

正二の漢らしさ

ステレオタイプな漢の描き方のうまさ
憧れる部分がある
正二は本当にいい男

正二の漢らしさが光る回でした。
鳴海といいこういうステレオタイプな男の描き方が本当にうまい。
いい時のからくりサーカスはこういうキャラの良さが全面に出ています。
今回もまさに男が憧れる男といった感じで魅せてくれました。
過去のエピソードや正二の性格が良くわかるような描写もあり。
本当に不器用な男なんだということが伺えます。なのに優しさがある。
こういうキャラの掘り下げが毎回あればもっといい作品になったのに。
そう思わずにはいられない場面でした。
正二は本当にいい男でしたね。

いい時のからくりサーカス、悪い時のからくりサーカス

いい時のからくりサーカスだった
ずーっといい時でいてほしい
次回も頼むぜ

今回はいい時のからくりサーカスでしたね。
普通にいい話だった。そこだけでも評価したい。
そしてずーっといい時のからくりサーカスでいてほしい。
適当にキャラを登場させて適当に退場させていく。
このないがしろ感が原作ファンの怒りを買っていることは確かです。
私はアニメから見ている人間ですがないがしろにされてる感を感じる時があります。
でも今回はそういうのがなくきっちりとキャラが掘り下げられていた。
そこだけでも本当にいいと思える回でした。
マジで頼んます。上から目線で申し訳ないけど。マジで良くなってくれ。
からくりサーカス。

まとめ

いい時のからくりサーカスだった
ずーっといい時であってくれ
やっぱ無理？

今回は本当にいい話だった。
だからそれだけ次回への警戒心が強くなっているのは確か。
まじで頼む、からくりサーカス。
毎回祈るように見ているのが正直なところです。
からくりサーカスを見ているといい原作をいいアニメに仕上げる。
その難しさを感じるときはあります。
あれだけの巻数を3クールに収めるのはガタもきているのが正直なところ。
でも今回のようにまとめれば批判も少ないはず。
マジで頑張ってほしいというのが私の感想です。