【文豪ストレイドッグス 3期 6話(31話)感想】ジーンとくる回

連続しての文ストらしい話。
私はうれしいぞよ。
なんかウキウキしながら感想も書けるぜよ。
というわけで今回も良かったですよ文スト。
とどけこの想い！イエイ！

全体の感想

泉鏡花の愛情
中島敦の愛情
深い物語だった

今回も良かった。
前回はギャグ多めだったけど。
今回はジーンとくる話。
愛情などそこにはなかったと思った。
ずっと捨てられていると思った。
自分はいないほうが良いと思っていた。
そんな二人が愛されていたという話。
これはジーンときますよね。
泉鏡花の両親は愛のために死んでいった。
そして中島敦の父親代わりも実は敦を理解していた。
二人が救われた瞬間。
そして必要とされていた瞬間だった。
そして今でも応援してくれる人がいる。
泉鏡花が尾崎紅葉。
中島敦が太宰治。
その瞬間も良かった。
そこまで描くからの文スト。
本当に良かったぜ。

泉鏡花のお話

ルーシーのツンデレ具合
敦のボケ具合
鏡花の過去

前半はジーンとした。
ルーシーと敦のお話かなと思ったけど。
泉鏡花のお話でしたね。
まあどちらもよかったんですけど。
ルーシーのツンデレ具合が良かった。
なんだかんだで敦のこと好きなんだなと。
まあ片思いで終わりそうですが。
敦は敦でその気持ちに気づいてなさそう。
人は良いけど朴念仁。
まさに主人公といった感じではある。
そしてなんといっても泉鏡花の過去。
両親の愛情に泉鏡花は助けられていたんだなと。
そこら辺の描き方が非常にうまい。
前半の若干ギャグ展開からこのつなぎですよ。
非常にうまかった。そしてよかった。
こういう話ならバンバンやってほしいですな。

中島敦のお話

地獄を見せられた人物が仏だったかもしれない
葛藤は相当なものだったろうと思う
太宰さんのフォローが良かった

中島敦のお話も良かった。
まさか地獄を見せられた人物が仏だったかもしれないなんて。
そう思うと葛藤は相当なものだったでしょう。
でも乗り越えることが出来た。
父親代わりの呪縛。
それからやっと抜け出せたのだと思います。
乱歩さんもどうなるか分かっていたのでしょう。
だからこそ敦にこの事件を託した。
そう思うとかなり乱歩さんも策士。
敦はその思惑にはまった形になりますね。
そして太宰さんのフォロー。
先輩らしくちゃんとしてたというか。
敦に必要な言葉を届けてくれたように思います。
ということで非常にエモい話が続く。
こういうのでいいんだよこういうので。
思わずそう思ってしまいました。

短編の方が良いかもしれない

二つの話どちらも良かった
短い方が光るな
面白み深し

短編の方が良かったかもしれない。
前回といい今回といい。
文ストの良さが詰まっていた。
これだけ登場人物が多いのにちゃんとまとまっている。
その上で面白みもちゃんとある。
この作りは非常に良いなと。
文ストは短い話の方が光る。
そう思うわけですはい。
まあでもそう思うのも今までの戦いがあるから。
そういう見方もあるわけでして。
実際色々な戦いがあったからジーンときたのかなと。
そう思うところもあって難しい。
まあどちらにせよ文ストは応援します。
前回も今回も。面白み深しでグーでした。

その他感想

キャラが全員立っていた
その上で話もまとまっていた
隙がない

非常にいい話だったなと。
まあ繰り返すようではありますが。
そう思うわけですはい。
まあ何より思うのが全員キャラ立っていたなと。
中島敦、泉鏡花はもちろんですが。
今回は太宰さんとルーシーも良かった。
太宰さんは敦の良きアドバイザーとして。
ルーシーはヒロイン役として。
どちらも良い役割を果たしてくれたかなと思います。
谷崎さんの人の好さとか尾崎さんの泉鏡花に対する気持ちとか。
その辺もさりげなく出ていましたね。
あと乱歩さんも計算して敦を向かわせましたよね。
その辺の計算高さも含めてよかった。
そして話もまとまっていました。
二つの話を一気にやるのでどうなるのかなと思いきや。
きっちり描いてきましたね。
非常に隙がなく良かったなと。
そう思います。

まとめ

非常に良い回
二つの話を良くまとめた
これは次回も期待ですぜ

というわけでまとめてみました。
前回に続き今回も良い回でした。
なんというか一生短編やってもいいんじゃないかってくらい。
そのくらい出来がよかったですね。
二つの話をよくまとめたなと。
そしてその上でちゃんとキャラも立たせたなと。
なんか文スト舐めてたんですよ正直。
そこまで面白くなら辺やろって。
まあ所詮バトル漫画だしみたいな。
でもねそれを見事に裏切ってくれました。
特に今回はバトルだけじゃないお話の良さ。
それをきっちり見せてくれたように思います。
これは次回も期待ですぜ。
頼みますよ。ボンズの旦那。