【アニメかつて神だった獣たちへ 5話感想】正義とは何なのか

はい始まりましたかつて神だった獣たちへ。
今回はまあ正義にとらわれたクリストファー。
彼の正義がただしかったのか。それは分かりません。
しかし最後まで自分が正義だと疑わなかった。
信念の男でした。一本筋の通った男は好きです。
というわけでサクサク感想書いていきます。

全体の感想

正義の男クリストファー
すごく印象的だった
筋は通っていたように思える

クリストファーが印象的すぎる。
正義の男だったクリストファー。
そして自分の正義を曲げることはなかった。
いわば信念の男。
いままで出てきた擬神兵。
そのなかでも一番メンタルが強かった。
戦闘向きの男でしょうね。
彼の正義が正しいのか。
彼の裁きが人を救っていたのか。
それは全く分からない。
でも非常に印象的ではありました。
そしてかなりかっこよくもうつった。
正しいかどうかは別。
でも筋は通っていたんじゃないかな。
そう思わせる男でした。
きっと時代が違えば彼も立派な正義。
それを突き通せたんじゃないかと思います。

シャールの想い

擬神兵は人間である
これが彼女のやさしさ
等身大の彼らと向き合ってきた証拠

擬神兵を人間として見ているシャール。
彼女の姿が印象的でした。
実際弱さもあれば葛藤もある。
そんな存在だった彼ら。
そして戦争の被害者だったと思えます。
まだ心のどこかでシャールは擬神兵を救える。
そう思ってるんじゃないでしょうか。
今回もクリストファーのことを撃てませんでした。
これも彼のことを人間。
化物でもなく神でもなく。
ただの人間だと思っているから。
だからこそ撃たなかった。
やさしすぎる配慮。
やっぱりどこかシャールはホッとする存在です。
優しいヒロインとして見守っていたくなりますね。

アンディの辛さ

母親の仇を討とうとするアンディ
アンディは撃った
彼にも正義があった

アンディにも正義がある。
もちろんアンディは罪を犯しました。
しかし生きるための罪。
彼がもしお金を持っていたら。
決して盗みはしなかったでしょう。
いわば強いられた罪なわけです。
そしてそんな強いられた罪人であるアンディ。
彼にも正義がある。
それは母親の仇という正義。
これは彼にとって譲れなかった。
だからこそクリストファーを撃った。
シャールは撃てなかった。
けれどアンディは撃った。
このシーンは印象的でした。
彼にも正義がある。
そう思わずにはいられない。
名脇役だったと思います。

クリストファーの正義

生きるために罪を犯す
そこから解放したかった
アンディの優しさ

クリストファーの正義。
それは生きるために罪を犯す。
そこから解放するという物でした。
きっと彼は自分の正義。
それと生きるために罪を犯す人達。
その折り合いがつかなかったのでしょう。
だからこそ狂気にとらわれてしまった。
罪人に犠牲を強いる。
それがクリストファーなりの優しさだったのでしょう。
彼の少年に向けた慈悲深い目。
そしてそのあとの狂気の心。
この対比が非常に辛かった。
クリストファーも真っすぐな心を持っていた。
そう思うとやるせなくなります。

ケインに捕らわれたシャール

ついに出てきたケイン
そして捕らわれるシャール
どうなってしまうのか

ケインに捕らわれてしまったシャール。
意味深でしたね。非常に意味深でした。
対比するハンクの苦渋の表情がとてもつらい。
ケインは恐らく擬神兵の信頼は厚いでしょう。
彼は擬神兵の心を誰よりも知っている。
だからこそもっと仲間もいるんじゃないか。
そう思ってしまいます。
そしてハンクはケインの魔の手にかかってしまう。
そしてシャールも失ってしまう。
そんな予想をしてしまいました。
シャールのことを帰すといっていました。
けれども私は信用できません。
どこまでも心の闇が深いケイン。
彼が本当に約束を守るのか。
非常に心配になっています。
一体どうなってしまうのか。辛いです。

まとめ

シャールの優しさ
クリストファーの正義
ハンクとシャールの運命は？

というわけでまとめてみました。
今回は印象的なシーン満載でしたね。
一体何が正義なのか。
そして何が罪なのか。
考えたくなってしまう。
そして分からなくなってしまう。
アンディが正しかったのか。
それともクリストファーが正しかったのか。
真相は誰にも分かりません。
でも私は思うんですよね。
アンディも正しいと思うことをした。
クリストファーも正しいと思うことをした。
それで十分じゃないかと。
今回はとても難しい回でした。
でもよかったです。
というわけで次回も正座して待っています。