はいやってきましたBEASTARS。
今回はレゴシの心情の移ろい。
そこに焦点が当たった回でした。
特にハルへの気持ちに気づいたシーン。
あそこだけは忘れられません。
ルイとの恋の戦いに繋がるような描写もあってですね。
かなり今後の展開が気になる次第ではあります。
というわけでサクサク感想書いていきます。
目次
全体の感想
- レゴシの心情の移ろいが表現されていた
- 嫉妬に気づいて愛を知った
- レゴシは悪魔になることを決意した瞬間だった
レゴシの感情の移ろいが表現されていた回ではありました。
特にハルへの想い。
それが愛に変わった瞬間。
ここの表現が見事でしたね。
しかしここがゴールじゃない。
むしろスタートなんですよね。
肉食獣と草食獣。
絶望的に合わない二匹。
これから修羅場になることが予見されました。
また嫉妬から愛に気づいた。
ここもまた波乱の兆候が見られましたね。
本当であればナチュラルに好きな気持ち。
そこに目覚めてほしかったんですけれども。
どうしてもルイとの衝突。
そこが今後見受けられそうで。
危険な愛に踏み入れていることが予見されました。
今回レゴシは悪魔の顔をしていましたね。
そして悪魔になることを決意した顔をしていました。
覚悟を決めたレゴシ。
どう今後動くのか必見です。
レゴムのエピソード
- シリアスな展開の中でなごむエピソード
- ニワトリであることの誇りを感じた
- 後ろ向きなストーリーで前向きになれる良い話
レゴムのエピソードは良かったですね。
レゴシの愛に触れる前にどうしても語りたい。
シリアスな展開が多いこのアニメ。
その中で珍しい和むエピソード。
ほっとした瞬間ではありました。
そして同時に動物であるアイデンティティ。
ニワトリであることの誇り。
そこが丹念にこめられたエピソードでした。
ここにこのアニメがシリアスであってもコメディであっても。
根底にある動物の存在感と人間に共感させる上手さ。
そこだけはブレさせないという強い信念を感じました。
ニワトリという動物であることを視聴者に意識させる。、
しかしまたどうしても誇りという人間に共感できるエピソードを付けてくる。
BEASTARSらしさを感じさせてくれましたね。
ドロドロであるだけがBEASTARSじゃない。
動物はポジティブであってもネガティブであっても物語があるんだと。
しっかり説得力をもった形でレゴムのエピソードが入れ込まれていました。
なのでしっかりレゴムが好きになるエピソードになっていましたね。
これからも卵に磨きをかけて頑張ってほしいです。
レゴシが愛を知った瞬間
- 肉食獣と草食獣との禁断の愛
- その上に嫉妬で愛を知るというエピソード
- 波乱を予感させるストーリーに仕上がっていた
レゴシが愛を知った瞬間が衝撃的でした。
肉食獣と草食獣との禁断の愛。
これがどれだけありえないのか。
そこはルイの考えやジャックの驚き。
前回ではゴウヒンの説得で示されていました。
まず愛である前に。
食べる食べられるの関係。
であればどうしても破滅に向かってしまう。
そんな予兆が増し増しであるのに。
さらに今回は嫉妬で愛を知ってしまった。
この不健全さ。
そこが輪をかけて危険をさらに予期させていました。
どう考えてもジュノと付き合う方が安全であり健全。
しかしレゴシは危険であればあるほどはまっていく。
そんな蟻地獄のようなハルへの愛。
まさに私は悪夢を見せられたような感覚でした。
レゴシはハルの白馬の王子にはなれない。
あくまで愛をさらう悪魔として描かれる予兆があり。
かなりレゴシが危険な存在になっていく。
そんな不安を非常に煽られる展開になっていて非常にハラハラしました。
健全な愛は望めなそうですね。
悪魔にならなければいられないという葛藤
- ハルへの愛をルイから勝ち取らなければならない
- 奪わなければ愛は成就できない
- ここにレゴシが悪魔になる予兆がある
レゴシは悪魔にならなければならない。
ハルへの愛はルイから勝ち取らなければならない。
つまり奪わなければ愛は成就できないわけです。
そのためにはどうしても悪魔にならなくてはならない。
そうでなければレゴシの願望は叶わない。
そこがこの物語のどうしても切ないところ。
ハルがどんなに軽いメスであっても。
ルイのハルへの想いがどんなに軽くても。
もうレゴシにはそうは見えていないわけですね。
どこまでも高いルイという障害。
そこを重く受け止めて。
どこまでもハルへの愛。
そこを深く意識せざる得ない。
今までピュアだったレゴシだからこそ。
またハルとルイの関係も純情に見えているのだと思います。
だからこそレゴシはどこまでも悪魔になる覚悟をした気がして。
非常に重苦しい雰囲気が漂っていました。
しかしまたレゴシは分別をもった聖人である
- しかしレゴシはまた分別を持った聖人である
- 自らの愛にも分別をつけられるか
- 本当にハルが好きならどうするべきか試される
ただレゴシはどこまでも分別をもった聖人でもあるんですね。
散々ここまでレゴシが悪魔になることを煽りましたが。
確かに悪魔になるべき部分はある。
しかし同時にレゴシにはどこまでも良心がある。
自らの愛に気づきつつまたその愛を自制する精神。
ここもかならず出てくる。
そして葛藤する。
そしてそこが今後面白くなってくる要素だと考えています。
ここですぐ悪魔になるのではもはやレゴシではない。
であるならレゴシたらんとする要素。
つまり聖人の部分で。
自らの愛にも分別を付けられるか。
そして分別を付けつつもいかにハルへの想いを遂げられるか。
そしてどこまで悪魔になってルイから奪えるか。
聖人の部分と悪魔の部分。
そこをバランスをとってレゴシがどんな決断を下すのか。
そこが滅茶苦茶気になるところなんですよね。
まとめ
- 愛をさらわなければならない悪魔の部分
- 愛に整理を付けなければならない聖人の部分
- 悪魔と聖人の葛藤が今後のポイントになってきそう
というわけでまとめてみました。
まあ今回はレゴシは禁断の愛に踏み込まなければならない。
さらにルイから愛をさらわなければならない。
そんな悪魔の部分。
しかしまたハルへの純情も貫きたい。
そしてレゴシ自らに分別をつけたい。
そんな聖人の部分。
この葛藤。
ここが今後のポイントになってきそうで。
かなり楽しみではありましたね。
今回は特に悪魔の部分。
そこに非常に焦点があてられていましたが。
レゴシのバックにはジャックもいるしゴウヒンもいる。
だからきっと分別を付けて。
納得いく形でハルへの愛。
そこに決着はつけられると思うんですよね。
これはもう願望になっちゃうんですが。
あの全てを握りつぶしたような悪魔の顔をしたレゴシ。
そこからきちんと聖人のレゴシに戻ってほしい。
そう願ってやみません。
まあ絶対その道は険しいと思うんですけどね。
でも道が険しければ険しいほど。
面白い物語ってありませんか。
それがBEASTARSだと思うんです。
今回は引き裂かれるようなレゴシの心情。
それがこれでもかと熱く表現されていて。
思わず私も興奮して熱くなってしまいました。
めちゃくちゃ今後の展開が楽しみですね。
というわけで次回も正座して待っています。