はいやってきましたマギアレコード。
今回は二葉さなとアイ。
二人の友情にスポットが当たった回でした。
かなり響く出来になっていたのではないでしょうか。
二葉さなとアイ。
二人が孤独だからこそ分かり合えた。
ひとりぼっちがふたりぼっちになった時。
芽生える絆もあるんだなと。
思わせていただきました。
というわけでサクサク感想・考察書いていきます。
目次
全体の感想
- 友情の回
- 透明と人工知能
- 生き辛い二人だからこそ分かり合えた絆の話
友情の回。
透明な二葉さなという存在。
そして孤独な人工知能アイ。
孤独な二人だからこそ分かり合え。
そして友情を共有できる。
ひとりぼっちがふたりぼっちになった時。
芽生える絆もあると。
かなり感じ入る回だったと思います。
重要なポイントとしては孤独が破滅に向かうのではなく。
むしろ希望を持って二人の友情が描かれていたところ。
二葉さなは孤独だった。
そしてアイも同様に孤独だった。
しかしどちらも自分勝手な理想を押し付けあうわけでなく。
互いを思いやり大切に想っている。
だからこそ希望に繋がる回になったと考えています。
総じて非常に物語が良く作られており。
感銘を受ける回ではありました。
孤独という病
- 孤独という辛い病
- ここに打ち勝てたところが大きい
- だからこそ二葉さなとアイに感銘を受ける
孤独という病について。
人を信じられず。
誰にも相談できず。
分かり合えないと。
人は壊れていく。
そんな病。
それが孤独なのではありますが。
ここに二葉さなとアイは打ち勝てたのが大きい。
孤独で人を信じられないと。
むしろ求め合い過ぎて壊れてしまう。
そんな心配もしていたんです。
けれども二葉さなもアイも互いに互いを尊重している。
なので反発しあわない。
だからこそ生まれた絆なんですね。
孤独という病に効く薬。
それは友情。
その友情に二人は気付けた。
だからこそ二葉さなとアイに感銘を受けざる得ない。
かなり響く回であることは確かです。
同じ傷を持っていた
- 無理解という傷
- 同じ傷があるからこそ二葉さなとアイは互いを尊重できた
- 傷は優しさに繋がる
二葉さなとアイが同じ傷を持っていたことが大きい。
それは無理解という傷。
誰からも理解されない。
自分はいらない存在。
そういう共通認識を二葉さなとアイは持っていたと思うんです。
この傷を持っていたというところが大きなポイント。
同じ傷を持っているからこそ。
どんな痛みを持っているか分かり。
どこが痛いかも理解し。
どうすれば傷が癒えるのかも分かっている。
つまりですね。
傷が二葉さなとアイの優しさに繋がっていたんですね。
傷は痛いということが分かっているからこそ。
互いが互いを尊重できた。
この傷の認識がとても響く描写でした。
極論を持ってきたのが大きい
- 透明な存在を願う魔法少女二葉さな
- もはや人ですらない人工知能アイ
- 極端な二人だからこそ感動する
極論を持ってきたのが大きい。
透明な存在を願う魔法少女二葉さな。
もはや人ですらない人工知能アイ。
普通の少女の友情を描くわけではなく。
フィクションというチケットを最大限に使い。
極端な二人をもってきた。
だからこそ感動する作りになっている。
孤独という極端な二人の課題。
そしてそれを克服する友情という極端な二人の答え。
さらに極端な二人だからこそ友情にたどり着くまでの過程を想像してしまう。
そこが感動ポイント。
一体どれだけの孤独を味わえばこんな風になってしまうのだろう。
そしてどれだけの困難を得て二人の友情が芽生えたのだろう。
そしてどれだけの優しさがあればこれだけ想いあえるのだろう。
想像するからこそ生まれる感動がありました。
極端な二人だからこそ伴う困難さ。
そして困難さを見事極端な二人は打ち破った。
極論から感動へ。
この流れこそが今回の最大のポイントといえるでしょう。
二葉さなの今後
- アイに依存していた二葉さな
- 二葉さなが自ら友達を作れるか
- 自立が重要なポイント
二葉さなの今後が重要。
二葉さなとアイの友情。
今回はその完璧な友情。
そこになによりも感動したわけです。
しかしですね。
あえて欠点を挙げるとするならば。
二葉さなはアイに依存しすぎなわけですね。
ずっと二人でやっていくわけにはいかない。
他者との関わりが二葉さなには求められる。
つまり二葉さなはまた自ら友達を作る必要があるわけです。
ずっと二葉さながアイに依存したままではですね。
さらなる友情を作ることはできない。
だからこその二葉さなとアイの決別。
これが重要なわけです。
決別してこそ二葉さなは自立できる。
二葉さなには辛い試練ですが。
乗り越えられることを信じて。
頑張ってほしいと思います。
まとめ
- 非常に感動できる作りだった
- フィクションという極論を最大限活用している
- 見ていてよかったと心から思った
というわけでまとめてみました。
今回は非常に感動できる作りだった。
それが私にとっての全てでした。
魔法少女と人工知能。
フィクションとフィクション。
極論という極論。
そこを最大限活用しているからこそ。
生まれる感動。
素晴らしい以外の言葉が出てこない。
魔法少女という記号。
人工知能という記号。
そこから生まれる友情という化学反応。
作品の持てる駒をすべて使い切ったからこそ。
この感動が生まれる。
本当にここまで見てきて。
心から良かったと思える。
そんな出来に仕上がっていたと思います。
感動をありがとうと。
心から伝えたい。
というわけで次回も正座して待っています。