【賭ケグルイ××(2期) 2話 感想】決定的な死のスリルのなさ アカギの世界で見る賭ケグルイ

感想

今回もアカギ等のアニメの話を交えながら感想述べていきます。
しかし蟲喰恵利美もちゃんと根性見せてくれましたね。
よかったです。そして面白かった。

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目次

全体の感想

  • 指切りギロチンの続き
  • 蟲喰恵利美は根性あった
  • 生志摩妄はやはり死にたがり

割と想定通りの展開だったかなと思われます。
蟲喰恵利美はだいぶ根性見せてくれました。
生志摩妄はやっぱり死にたがりでした。
蛇喰夢子はおいしいところを持って行った。
ということで1話の続きとしてはこれでいいのかなと。
どのキャラクターも持ち味が出ていてよかったですね。
視聴者が望む形での勝敗の決し方だったように思えます。
続きも気になる展開でした。
早乙女 芽亜里も出てきましたね。
アカギというよりはどちらかというとカイジの主人公伊藤開司を彷彿とさせる人物です。
個人的にはある意味でアカギとカイジの共演が見られるので賭ケグルイは気に入っています。

生志摩妄の死にたがり

  • やはり死にたがりだからこその反則
  • まあ残り一本になったらスリルも何もないからね
  • 自分が死ぬためならなんだってやる

やはり生志摩妄は本当の意味での死にたがりでしたね。
夢子が拒否反応を示すのは当然といえるでしょう。
恐らくですが2本切ったのも自分の指が切れることに快感を感じているため。
2本に1本という二者択一というギャンブルのスリルを感じているのではない。
ただ指が切れることにスリルを感じている。
だからこその反則行為といえるでしょう。
まあ残り一本になったらスリルも何もないのでこういう演出なんだと思います。
そういう演出面での都合もありますが妄のやばさが際立つ場面でしたね。
自分が死ぬためならなんだってやる。死にたがりのクイーンといえるでしょう。
生志摩妄の死にたがりの説明は以下。

ギャンブルアニメであるアカギという作品が好きなので それを交えて語っていきます。ちなみに好きなのはアカギのアニメです。 漫画では...

夢子はギャンブルを妄は死ぬことを楽しんでいる

  • ギャンブルと死ぬことは違う
  • 無意味な死と決定的な死は違う
  • 夢子と妄は決定的に違う

無意味な死。それがまさにギャンブルなんじゃないのか?
無意味な死ってやつがさ。俺はずっとそう考えてきた。

闘牌伝説アカギ 闇に舞い降りた天才 第9話より

前回引用したアカギの言葉ですが無意味な死と決定的な死はやはり違うと私は考えています。
二者択一の上で切るか切れないか分からないスリルを夢子は楽しんでいるんですね。
自分の指が切れるかどうかまだわからない。切れるかもしれないし切れないかもしれない。
その上に指切りギロチンのスリルが成り立っているんですね。
つまり勝つか負けるか分からないうえで「無意味な死」が成り立っているわけです。
アカギの世界でもアカギとニセアカギの「勝負」というものがあったからこそ賭け事として成り立っていた。
しかし2本切ってしまうというのはいわば「決定的な死」。
つまり指切りギロチンの指が切れるか切れないかというスリルがなくなり指が切れることが決定づけられてしまう。
ここに無意味な死と決定的な死の違いがあります。
夢子はあくまで賭け事にスリルを求めてるのに対し妄は死ぬことにスリルを求めている。
どちらの美学が正しいとは言えませんが夢子と妄は決定的に違うと思います。

蟲喰恵利美はギャンブルをしていた

  • 蟲喰恵利美はギャンブルしていた
  • ある意味ギャンブルの醍醐味を味わっていたといえる
  • だからこそ夢子も褒めたたえた

蟲喰恵利美がギャンブルした瞬間でもありましたね。
アカギの世界に鷲頭巌というキャラクターがあります。
鷲頭の莫大な資金を種銭の代わりに相手の血を賭けるという吸血麻雀で数々の若者を殺してきたキャラクターです。
しかしアカギと戦うことで態度が一変。窮地に追いやられます。
そして自分が仕掛けたギャンブルなのに恐怖心に駆られ落ちていきます。
この描写が蟲喰恵利美とかぶります。
恐怖心にかられつつも自分の指を賭けて戦う。
いわば指切りギロチンは恐怖心のコントロールが大事なわけです。
そして恵利美は恐怖心と戦いつつも百喰のプライドで指を離さないわけです。
今までは自分だけがセーフティで相手をいたぶるだけ。
つまり恵利美はギャンブルという土俵に立っていなかったわけです。
しかし今回はギャンブルという土俵に立った。
皮肉な形ですがここでギャンブルの醍醐味を味わっていたといえるでしょう。
だからこそ夢子はギャンブルをした蟲喰恵利美を褒めたたえたわけです。

今回もギャンブルしてくれていた

  • 今回もギャンブルをしてくれていた
  • 指切りギロチンは良い発明
  • 面白かった

今回も賭ケグルイでしっかりギャンブルというものを見せてくれた気がします。
福本先生のギャンブルの哲学と通ずるものがあり毎回楽しんで見られそうです。
女子高生かつギャンブルという一見突拍子もない設定。
でもそんなライトな設定でもきちんとギャンブルを見せてくれるこの作品は良い作品だと思います。
それぞれにギャンブルかくあるべしというような哲学があるのも良いですね。
妄のこともかなりけなすような書き方してしまいましたが面白いキャラクターです。
もし彼女が恐怖心をコントロールしつつギャンブルするようになったらどうなるか。
彼女の成長に期待せずにはいられません。
福本作品にはいないようなキャラクターで非常に魅力はあります。
また前述しましたが芽亜里の活躍にも期待です。
そのときはカイジの説明も交えて語っていきたいと思っています。

まとめ

  • 今回も良かった
  • 無意味な死と決定的な死の違い
  • 今回もギャンブルしてくれていた

今回も良かったと思います。
こういうシンプルな賭け事の方が面白みはありますね。
妄のキャラクター性も面白いので見守っていきたいです。
次回も楽しみにしています。では。

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