【賭ケグルイ××(2期) 5話 感想】一条としてのユメミ 福本作品で見る賭ケグルイ

感想

とりあえずマジでギャンブルしろよ。これギャンブルじゃないだろマジで。
ただ今回は演技力勝負。と見せかけた買収ゲームみたいですね。
名足カワルが観客をどうやって引き入れることが出来たのか気になります。
ということでいってみましょう。

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目次

全体の感想

  • おい、ギャンブルしろよ
  • いやこれはギャンブルなのか
  • 夢見弖 ユメミはこれでいいのか

おい、ギャンブルしろよ。
マジでこれはギャンブルなのか。
まあ夢見弖回は以前の夢子戦もそうでしたけど毛色が違う。
自分の有利な地形で戦う。
いわば一条タイプのギャンブラーといえます。
まあ一条はどちらかというとディーラーなのでギャンブラーかというツッコミはありますが。
似てる点が多いので挙げてみました。
一条というのは口述しますがカイジの登場人物。
パチンコ沼というギャンブルでカイジを苦しめました。
今回も買収したことで圧倒的有利であったはずのユメミ。
しかしあっさりと敗北してしまいました。
パチンコ沼の設定自体が一条に有利に作られたイカサマなんですよね。
それを逆手に取られ一条はカイジに敗北します。
その光景をまざまざと見せつけられているようで悲しい。
ユメミは小物ゆえにかなり救われないキャラクターですね。

一条として見るユメミ

  • 一条とユメミがかぶる
  • カワルは利根川か
  • 夢見弖 ユメミは幸せなのでは

とりあえず一条の説明から。
カイジに出てくるカジノの管理人です。
パチンコ沼というカジノ側に圧倒的有利な設定にしてあるギャンブルでカイジを苦しめます。
しかし最後はカイジに敗北し、絶望を味わうことになります。
ユメミはまさに一条のようなキャラクター。
自分の有利な地で戦うギャンブラーです。
生徒会長(トップ)を目指さないところも似通っているところがあります。
一条も黒崎という帝愛(カイジに登場する会社)幹部のおつきみたいな存在でした。
でもそれゆえにトップに出会ったとき圧倒的なコンプレックスがある。
今回の名足カワルは一条の目線から見ると帝愛幹部のようなもの。
憧れの存在とギャンブルできるということでちょっと舞い上がっているとことがありますね。
なんとなく名足カワルは利根川(カイジの登場人物、帝愛幹部)みたいなところがあります。
自分の哲学を持っていてかつ実力もある。
そんなあこがれの存在と勝負できるだけでもユメミにとっては幸せ。
そういう意味では実利より夢をとったといえますが果たしてユメミはこれでいいのでしょうか。

ユメミはかなり救われないキャラ設定

  • ユメミの救われなさ
  • 一生懸命夢のために尽くすが報われない
  • 幸せな悪夢を見ている

ユメミの救われなさが悲しかった。
一条は帝愛でのし上がること、そしてユメミはハリウッド女優になることを夢見ています。
しかしどっちもさらに上の立場からすればどうってことないことなんですよね。
そして一条は負けて制裁を受けた。ユメミは第1回戦で敗北する。
いわば二人は圧倒的な権力の前では無力だったわけです。
そう考えると夢のために尽くしているが報われないキャラクターといえるでしょう。
でもやっぱり人間は夢を見て夢中になっている時は幸せなんですね。
一条もユメミもカジノの店長、アイドルとそれなりの地位にいるから苦しむ。
でもやりがいもあるからやめられない。
どちらも幸せな悪夢におぼれているキャラクターといえます。

夢子にとってイカサマ勝負は公正

  • 公正なギャンブルを好む夢子
  • イカサマ勝負になると思って見過ごしている
  • 互いにイカサマをしているという時点で公正

ユメミの買収という手口。
これは公正なギャンブルを望む夢子が望まない形ですね。
ただカワルもイカサマ勝負を仕掛けてくると分かっていた。
だからこそこの勝負を許したのではないでしょうか。
ユメミもカワルもイカサマしているとわかれば場はイカサマの力勝負となる。
その顛末を見届けたいために今回は見過ごしたといえるでしょう。
そういえばアカギもちょくちょくイカサマをしています。
そして相手もイカサマをしている。
夢子やアカギにとってはイカサマとは力の勝負のようなもの。
だからこそ公正なのだ。ともいえます。

カワルはなぜ勝てた?

  • 買収し返したのが一番の可能性か
  • または観客を脅している
  • いずれにせよカワルも小物になるのか

買収し返したのが一番の可能性でしょうか。
恐らくですが観客も脅されているのでしょう。
92対8というスコアから見るにユメミファンとマネージャーくらいしか票入れてませんよね。
一般生徒はカワルに買収されていた可能性が高いです。
ただ2回線ではカワルの化けの皮がはがれそう。
利根川もカイジに敗北を喫し、また彼も傀儡に過ぎないことがわかる展開になりました。
カワルも同じく小物ということがわかり、敗北する未来が見えます。
ただそのためには夢子がユメミをどうやって導くかが重要なカギになりそう。
圧倒的な力の前にユメミはどう立ち向かうのか。必見です。

まとめ

  • おい、ギャンブルしろよ
  • いやギャンブルなのか
  • ユメミ頑張れ

マジでこれはギャンブルなのか。
いや多分2回戦からギャンブルらしくなってくるのでしょうが。
今回は買収要素くらいしかギャンブル要素ありませんでしたからね。
もっとえげつない勝負がめっちゃみたいというのはあります。
賭ケグルイにはそういうのを期待しています。
ユメミも小物だがカワルも化けの皮がはがれる。
そういうえげつないのが見たい。
というわけで夢子さん。期待してますよ。

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