【アニメ ロード・エルメロイⅡ世の事件簿2話感想・考察】屈指の脚本

考察

はい。今回のロードエルメロイⅡ世の事件簿。
非常に脚本がよく出来ていたように思えます。
推理できないようで推理できる。
犯人が分かったようで分からない。
そんな魅力がありました。
というわけで今回もfate初心者がサクサク感想・考察書いていきます。

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全体の感想

  • ホワイダニットが鍵
  • 真犯人は誰?
  • 上手く出来ていたように思える

個人的にはよく出来ていたように思えます。
しかし初見ではとても分かりにくい作り。
正直言って型月世界の設定を当てはめた。
その上で作られたトンデモ推理もの。
そういう印象を第一に受けてもおかしくはない。
でも裏の裏まで読むときっちり推理できるようになっている。
そして誰が犯人なのかもわかってくる。
そういう良さがありましたね。
きちんとプロットは作られていたように思えます。
そしてカギとなるのはホワイダニット。
つまりなぜ行われたか。
そこをきっちりたどって見ていけばカタルシスを感じる作り。
そういう風にできていたように考えられます。
というわけでその件については後述していきます。

ハウダニットとホワイダニット

  • ハウダニットには意味がない
  • ホワイダニットを探すのが鍵
  • ここが難しかった

私の中ではやはり引っかかるのがハウダニットとホワイダニット。
この作品を端的に示していると感じます。
正直言って魔術師だからトリックはなんでもありなんですよね。
だからハウダニット、どうやって行われたかにはそれほど意味はない。
しかしホワイダニット、つまり動機には意味がある。
犯人がどうしてそれを行ったのか。
そこが分からないと物語も楽しめない仕掛けになっている。
そういう風に考えています。
そして今回はすべてロードエルメロイⅡ世が解いたように見せかける。
しかし本当のこの物語の面白さというのは視聴者にゆだねられているんですね。
詳しくは後述します。そしてその推理を解く鍵。
それこそがホワイダニットを探すことにつながると読んでいます。
この事件をアーネスト氏が起こした自作自演の事件。
そういう風にとらえるのは物語の半分しか味わったことにならない。
むしろアーネスト氏すらハウダニット。
トリックの一部だと考えてしまいます。
やはり真犯人は別にいるというのが私の推測になります。

アーネスト氏の起こした事件ではない

  • アーネスト氏は魔術にとらわれた形骸にすぎない
  • 設定は物語の事件足りえない
  • であるからしてアーネストの事件ではない

この事件はアーネスト氏が起こした事件ではない。
いや実際起こしたのは彼なんです。
でもそれだけじゃどうしても腑に落ちないんですよね。
あまりに真犯人に血が通いすぎていない。
彼は魔術師であると同時に父親であるわけです。
しかしこの父親の部分がすっぽり抜け落ちている。
彼がメアリに愛情を注いでいる。
そういった描写が皆無に等しいんですよね。
いやむしろポジティブな感情だけじゃなくてもいい。
憎悪とかそういったネガティブな感情も抜け落ちている。
つまり魔術師という設定が一人歩きしてるんですね。
魔術師としてのアーネスト氏。
それは見えてくるんです。
でも父親としてのアーネスト氏は見えてこない。
ここはあえて見せなくしたと考えています。
あくまで魔術の深淵にとらわれた設定。
いわばトリックの一つとして彼は設置されている。
そういう風に私は捉えています。
そしてトリックは事件のカギであって事件たりえない。
つまりこれはアーネスト氏の事件ではないんですね。

真犯人はメアリ

  • メアリは父親が魔術を失敗するのは分かっていた
  • メアリが父親を見殺しにしたというのが事件の真相
  • そしてそれは自分のためだけでなくメイドのクレアのためでもあった

やはりこの事件はメアリが真犯人だと思うんですよね。
アーネスト氏が自作自演で起こしたことはハウダニットの一部。
全貌としてはアーネスト氏の失敗を分かってメアリが見殺しにした。
そこまでがハウダニットの全貌だと考えています。
そしてメイドのクレアとメアリが手をつなぐシーン。
メイドのクレアをメアリは助けたかった。
そして手をつないで初めて彼女たちの友情が結ばれた。
つまり永遠の檻より刹那の友情をとることを願った。
これこそがホワイダニットの意味と私はとらえました。
なのでこの事件はアーネスト氏の事件ではない。
メアリの起こした事件ともいえるでしょう。
そしてロードエルメロイⅡ世を呼ぶこと。
これも父親の怨霊を取り払うため。
そのために呼んだとも考えられます。
やはりメアリにとって父親は檻。
つまり自由を奪う存在だった。
だからこそ父親を排除した。
それがこの事件の全貌だと考えられます。

血の通っていない父親・血の通った娘

  • 視聴者の共感は血の通っていない父親にはない
  • 共感させるために血の通った娘がいる
  • ここが脚本の妙だったと考える

この物語の一番のポイントは娘のメアリに共感させられること。
ホワイダニットを見つける。
その面白さはやはり視聴者が共感することが犯人にある。
ということなんじゃないかと思います。
父親のアーネスト氏にはそれがないんですね。
あくまで魔術師という型月世界の設定として描かれている。
そこに父親の描写はありませんでした。
なので視聴者の共感ポイントはなし。
恐らくアーネスト氏が起こした事件だけだと視聴者の共感も薄いでしょう。
しかしメアリがクレアを助けるために起こした事件。
そう考えると共感ポイントがグーンとあがります。
父親の魔の手から自由になりたい。
そして友人のクレアも助けたい。
こういう血の通った理由があるからこそ視聴者は共感するんですね。
ここが脚本の妙だったように思えます。
空っぽな事件に娘を入れることで命を吹き込む。
そうした処置がきちんとできていたのが素晴らしく思います。

まとめ

  • ホワイダニットを追いかけろ
  • 非常によく出来た事件
  • 面白かった

というわけでまとめてみました。
今回のカギはホワイダニット。
そこを追いかけていけば共感する理由。
つまり人間らしい動機にたどり着ける。
そうした描写がきっちりあった。
そこがこの物語の魅力だったように思えます。
やはりアーネスト氏が起こした事件。
それをエルメロイが解決。
そこまでしか読めないと魅力も半減だと思うんですよね。
もちろん綿密な設定が型月の世界にはある。
そこの素晴らしさも認めます。
しかしそこをきちんと土台にして視聴者が共感できるプロットを作った。
そこに今回の話の良さがあった。
本当にFateシリーズの系譜。
その名に恥じないできでした。

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