はいやってきましたロードエルメロイⅡ世の事件簿
今回は事件の解決編ということですね。
まあ凶器自体が狂気をもって暴れた。
その末に起こった事件。
そういえるのではないかと。
なんとも寂しい結末でした。
でもウィルズはあれで幸せだった。
そういう風に思っています。
というわけでサクサク感想・感想書いていきます。
目次
全体の感想
- 凶器の狂気
- 一緒に連れて行ってもらえたウィルズ
- 幸せの形
今回は凶器自体が引き起こした事件と言えます。
トレヴァー卿はダミーの犯人でしょう。
妖精とウィルズ。二人がいたからこそ起きた。
悲しい事件だったと考えています。
もちろん二人は利用されただけ。
悪意はないように思えます。
特にウィルズ。彼はかわいそうだった。
ナイフは法廷に立てない。
よって無罪でもいいはずでした。
でも実際はナイフ自体が責任をとった。
そしてこの凶器が起こした狂気。
それを収拾した。
責任感が強く義理堅い。
そんな人物だったように思えます。
妖精の世界は恐らく死者の世界。
ということでウィルズも無事では済まない。
でもそこに至る決断には意味があったように思えます。
良い回でした。
凶器の狂気
- トレヴァー卿はダミー
- 凶器時代が狂気だった
- そして凶器自体が裁きを下した
今回は凶器の狂気が呼んだ事件。
トレヴァー卿は犯人。
ではありますがダミーだったように思えます。
全ては妖精とウィルズが一緒になる。
それが動機、そのための犯行。
そうしなければ収拾はつかなかった。
そういう事件だったと思います。
もちろん妖精もウィルズも歯車に過ぎません。
そしてナイフを法廷で裁くことはできない。
でもナイフというにはあまりにも意思を持ちすぎた。
そして多くの罪を背負いすぎた。
そのためにウィルズは重い決断を下した。
つまり凶器自体が裁きを下した。
誰も裁けないので自ら裁いた。
そんな重い事件でした。
こうなるのが運命づけられていたような。
そういう事件でしたね。
妖精の狂気
- ウィルズと一緒にいたい
- それが願いだったのではないか
- たとえそれがウィルズの犠牲を強いるにしても
妖精の狂気。それはウィルズと一緒にいたいという狂気。
妖精なのにも関わらずウィルズに恋をしてしまった。
それが狂気の始まりだったのではないかと。
そういう風に思っています。
マーベリー工房の暴走。
そしてブラックドッグの群れ。
それらは一見攻撃的な刃物の切っ先。
そういう風に思えます。
しかし妖精が一途にウィルズを想ってやった結果。
そういう風にも取れます。
つまり一連の事件の流れ。
それを妖精は分かっていたのではないかと。
そして最後はウィルズと添い遂げること。
そのためにマーベリー工房を利用した。
彼女の胸中はウィルズとの恋。
そこに凝縮されていたのではないかと考えています。
ウィルズの狂気
- 妖精と一緒にいたい
- それが願いだったのではないか
- たとえ自らが現世にいられなくなるとしても
ウィルズも妖精と一緒にいたかった。
そういう風に考えています。
妖精眼をもち、妖精に魅入られた。
それは狂気の一種なのかもしれません。
ナイフ自体には罪がない。
そうだと考えるのが妥当です。
でもナイフ自体に狂気があるのだとしたら。
それはウィルズが妖精に恋してしまったこと。
それが最大の罪とも言えます。
そしてその罪を自ら裁く。
そのためには妖精とともに暮らす。
妖精の国へと旅立つ。
それしか方法がなかった。
狂気を収めるには自ら狂気と一緒になるほかない。
そのような彼の決断が見え隠れする。
ウィルズは自らを裁き、そして犠牲になった。
信念の男といえるでしょう。
妖精と人間が一緒になるという狂気
- 妖精はウィルズを想った
- ウィルズも妖精を想った
- その結果が凶器の狂気を収めた
妖精と人間の恋。それが一番の狂気だった。
そういえるのではないかと思います。
普通に考えて二人が一緒になることなんてありえない。
そして添い遂げることもありえない。
しかしそれを可能にしたのがマーベリー工房。
そしてそれによってできた妖精の門。
妖精はウィルズのことを想ってしまった。
そしてウィルズも妖精のことを想ってしまった。
それがどれだけ禁忌に触れるとしても。
でも二人の愛は本物だった。
だからこそ凶器の狂気を収めることができた。
そういう風に考えることが出来ます。
結局最後は妖精とウィルズ。
二人が自らに裁きを下した。
そういう事件だったように思えます。
まとめ
- 凶器の狂気が起こした事件
- 狂気を持つ者同士がともに添い遂げることで事件に幕
- 辛く儚い事件だった
というわけでまとめてみました。
最期の結末が響きました。
全てこうなることを決定づけられていたような。
そんな事件ではありました。
全ては妖精とウィルズ。
二人の想いを添い遂げるため。
そのために事件が起こった。
そう思うとやるせなくなってきます。
ウィルズは自ら連れて行ってもらうことを選んだ。
これはウィルズの自分に対する裁き。
と同時に願望だったように思います。
そして妖精もそれを望んでいた。
禁忌の恋に触れるには自ら犠牲になるしかない。
そんなウィルズの覚悟が見えた回でした。
そして彼の覚悟は本物だった。
そう思います。
というわけで次回も正座して待っています。
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