はいやってきましたヴィンランドサガ。
今回はトルフィンとアシェラッドの対比。
そのようなものが見えた回ではありました。
二人がどのようなことを考えているのか。
そこがキーポイントとなってきそうです。
というわけでサクサク感想書いていきます。
目次
全体の感想
- トルフィンの成長
- アシェラッドのやり手ぶり
- 熱い戦いだった
渋くそして面白い。
いつも通りのヴィンランドサガ。
それを見せてくれました。
なんといってもトルフィンとアシェラッドの決闘シーン。
ここがとても響いてきましたね。
魔法も使わない。
派手な重火器もない。
覚醒した能力なんてない。
でもそれでも熱い戦い。
そしてそれぞれの思惑が見れる戦い。
それが見れるだけで。
それだけでこんなに盛り上がるのかと。
かなり興奮してしまいました。
トルフィンは成長している。
そしてアシェラッドは相変わらずのやり手ぶり。
二人の対比が面白くて。
どんどん見れる気がしてきました。
というわけでとても良い回だったと思います。
二人の考えが見れる決闘シーン
- トルフィンにとっては永遠
- アシェラッドにとっては刹那
- トールズの時間の概念
二人の考え方が良く表れた決闘シーンでした。
ただバトルするだけじゃないんですよね。
それだけでなく二人がどのようにトールズを想っているのか。
その時間を推し量れる。
貴重なシーンになっていました。
こういう風にそれぞれの思惑が見れる。
それだけでバトルってぐっと良くなる。
そういうことが知れたシーンではありました。
トルフィンにとってトールズとの時間。
それは永遠なんですね。
だからこそずっとトールズの復讐にこだわっている。
時間の檻から出られないでいる。
しかしアシェラッドにとっては刹那。
戦闘のワンシーンでしかない。
だからこそ次に切り替えられる。
そして的確な指示を飛ばせる。
なので二人のトールズとの時間の概念。
それが全く違うわけです。
そこの対比が素晴らしかった。
良いバトルだったと思います。
大局を見ているアシェラッド
- 常に大局を見ているアシェラッド
- だからこそ首領を務められる
- 彼らしい考え方だった
アシェラッドは大局をみているんですよね。
遠くが見られるからこそ色々なことを考えられる。
そして的確な指示を飛ばせる。
トールズのことが刹那の時間であったこと。
それはけっしてアシェラッドが非道だったからでも。
トルフィンを挑発したかったからでもなく。
この大局観にあると思っているんです。
常に大きなものを見ている。
だからこそ一人の犠牲。
それに注意を払っている余裕もない。
でも大きなことは見えている。
だからトルフィンのことも分かる。
それぞれの人となりも分かっている。
小さなことで物事を見ずに。
大きな流れでものを見ている。
そこがとても首領らしくて。
かっこいい男だと思いました。
一つのことに囚われているトルフィン
- ずっとトールズのこと一つに囚われているトルフィン
- だからこそずっと復讐の炎が消えない
- それは正しい考え方なのか
ずっとトールズという一つのことに囚われているトルフィン。
だからこそずっと復讐の炎が消えない。
考えているのはアシェラッドへの復讐。
たったそれだけ。
それ一つのみを極めようとしている。
しかし、しかしですよ。
その一つのみに捕らわれているからこそ。
それだからこそ。
アシェラッドにいいようにあしらわれる。
そしてアシェラッドのいいように使われる。
そして多くの犠牲を出していく。
本当は敵などいない。
それが正解なのかもしれません。
しかしその考えにどうしてもたどり着けないトルフィン。
彼が本当に寂しく。
そして辛くもありました。
トルフィンが自由になれることを祈っています。
奴隷という考え方
- アシェラッドは大局の奴隷
- トルフィンは復讐の奴隷
- それぞれが選んだ道
二人とも何かの奴隷なんですよね。
アシェラッドは大局の奴隷。
ずっと大きなことを考えている。
また考えていなければ休まらない。
次にどんな戦をするか。
次にどんな略奪をするか。
次はどんな作戦を立てれば有利になるか。
それを大局観をもち考えている。
だからこそ一つの時間は些細な出来事。
刹那の時間でなく永遠を生きているわけです。
しかしトルフィンは復讐の奴隷。
ずっとトールズの復讐。
それだけを考えて生きているわけです。
だからこそアシェラッドにいいように使われてしまう。
悲しい存在ではありますけどね。
つまり永遠でなく刹那の時間に囚われている。
しかしそれぞれが選んだ道。
どちらが正しいとも言えません。
まとめ
- アシェラッドは大局を見ている
- トルフィンは一つのことに囚われている
- この対比が見事だった
というわけでまとめてみました。
二人の対比。それが響いてくる。
そんな回ではありました。
アシェラッドはもう首領。
そのポジションに囚われているわけです。
だから大局を見るしかない。
トールズのことなんて覚えちゃいない。
しかしトルフィンはずっとトールズにとらわれている。
だからずっと刹那のこと。
それを気にして生きている。
私はアシェラッドはアシェラッドでいいと思うんですよね。
首領としての考え。
それに縛られるのはやむなし。
よって大局の奴隷になるのもしかたない。
でもトルフィンはその考えを変えるべき。
でないとずっとアシェラッドにいいようにされるまま。
トルフィンの行く末が心配です。
まあどっちが悪いとかはないんですが。
あくまで私の考えではそうだというだけで。
ということで次回も正座して待っています。
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