【アニメ ヴィンランド・サガ19話感想】戦いの向こうとこちら

感想

はいやってきましたヴィンランド・サガ。
今回は戦いの向こうと戦いのこちら。
そこのせめぎあいが良かったと思います。
理想というのは戦いの向こうにしかない。
でも理想のためには戦いのこちらに入っていかなければならない。
このジレンマ。
そこがとてもよく表現されていた回だったように思えます。
というわけでサクサク感想書いていきます。

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全体の感想

  • 理想は戦いの向こうにある
  • しかし理想を求めるには戦いのこちらに入らなければならない
  • このジレンマが非常に良く表現されていた

戦いの向こうとこちらの表現が素晴らしかったと思います。
本当の戦士になるためには理想を求めなければならない。
そのためには戦いの向こうに真理がある。
そこにしか理想というきれいなものはないから。
しかしまた戦いは現実でしかない。
どうしても理想を追い求めるためには。
戦いのこちら。
そこに迫っていくしかない。
きれいな理想を追い求めるためには汚い戦いが待っている。
このジレンマが非常に良く表現されていました。
戦いのこちらはトルフィンとトルケルの世界。
戦いの向こうはトールズとクヌートの世界。
この対比をもって。
強くヴィンランド・サガの哲学が表現されていました。

トルケルの戦いの向こうとこちらの心理

  • トルケルの理想は戦いの向こうにある
  • しかしその理想にたどりつけないからこそ戦いのこちらにいるしかない
  • 戦士としてのジレンマが良く表現されていた

トルケルの戦いの向こうとこちらの心理が響きました。
一番戦いの向こうとこちらでせめぎあっていた人物。
それは他でもなくトルケルでしょう。
トルケルは誰よりも理想を強く追い求めている。
つまり戦いの向こう。
トールズやクヌートが見た理想がずっとちらついているわけです。
しかしですよ。
トルケルは戦いのこちらにしかいないんですね。
つまり戦いの中でしか生きられない。
この不器用な生き方。
そこでどうしてもせめぎあってしまう。
この戦士としてのジレンマ。
そこがとてもよく表現されていました。

トルケルは戦いのこちらもトルフィンに傷つけられた

  • トルケルは戦いのこちらもトルフィンに傷つけられた
  • 戦士として一番不愉快な一日になってしまった
  • だからこそ戦いの向こうにつくしかなかった

トルケルは戦いのこちらもトルフィンに傷つけられてしまった。
あれだけ戦いのこちら。
そこに強い想いを持って戦ってきたのにも関わらず。
しかしこちらにいることも叶わない。
ヴァルハラの女神はトルケルに微笑まなかったわけです。
戦士として一番不愉快な日になってしまいましたね。
でもこのトルケルとトルフィンの戦い。
そこでトルケルもまた学んだように思えます。
もうこちらはトルケルには微笑まない。
であればトールズの求めた向こう。
そこにしか希望はない。
であれば同じ向こうにいるクヌート。
そこに賭けるしかないと感じたのだと私は思いました。
トルケルのこの決断。
見事だったように思えます。

クヌートは戦いの向こうにいながらこちらを見据えている

  • クヌートが見据えるのは戦いの向こう
  • 向こうを見据えてるからこそこちらに身を置くことを決めた
  • まさに王の視点といえる

クヌートは戦いの向こうにいながらこちらを見据えているんですね。
クヌートが見据えるのは戦いの向こう。
あくまで理想を求めているわけです。
しかし戦いの向こうを見据えているからこそ。
戦いのこちらに身を置くことを決めた。
まさに王の視点といえるのではないでしょうか。
ちょうどトルケルと逆の立場になっているのが良かったように思えます。
トルケルは戦いのこちらにいながら向こうを見据えているんですね。
だからこそ毎回戦いの中で生きるしかない。
しかしクヌートに出会ったおかげでですね。
戦いの輪廻から抜け出し。
理想にたどり着く希望。
それを見据えられたのではないでしょうか。
王の視点が戦士の視点を変えたと私は考えます。

綺麗な理想と汚い戦い

  • 綺麗な理想は戦いの向こうにしかない
  • そのためには汚い戦いというこちらにいる必要がある
  • 非常に重いテーマ

綺麗な理想と汚い戦いの対比が良かったように思えます。
綺麗な理想は戦いの向こうにしかない。
しかしその理想を手に入れるためには汚い戦いが必要。
なればこそ戦いのこちらにいる必要がある。
向こうにある綺麗な理想。
こちらにある汚い戦い。
王は向こうのためにこちらに身を置くことを決めた。
戦士はこちらにいつつ向こうを求めることに苦慮する。
このむこうの綺麗な理想とこちらの汚い戦いのせめぎあい。
ここがヴィンランド・サガの醍醐味だと思うんですよね。
今回はクヌートとトルケルが顕著だったので取り上げましたが。
アシェラッドもクヌートに戦いの向こうを見たので喜び。
トルフィンは復讐の中で生きるため戦いのこちらにいるしかない。
そんな心情を読み取ることもできて。
非常に印象深い回でした。
この非常に重いテーマ。
それがここからどう広がっていくのか楽しみです。

まとめ

  • 戦いの向こうにしか理想はない
  • 理想を追いかけるためには戦いのこちらにいる必要がある
  • それぞれのキャラクターがこの答えにどうたどり着くか

というわけでまとめてみました。
戦いの向こうにしか理想はない。
しかし理想を追いかけるためには戦いのこちらにいる必要がある。
このジレンマ。
非常に重いテーマとなってのしかかってきます。
そしてこの重い重い問題。
そこにそれぞれのキャラクターがどう答えを出すか。
滅茶苦茶気になっているところです。
クヌートはもうゴールが見えていますよね。
トルケルはクヌートに従うことでゴールにたどり着こうとしている。
アシェラッドはクヌートにもう自分のゴールを見ていますよね。
トルフィンはずっと復讐というスタート地点に囚われている。
それぞれがあがきながらこのテーマに挑んでいる。
その様子がとても考えさせられます。
非常に印象深い回でした。
というわけで次回も正座して待っています。

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コメント

  1. ヤール より:

    今までトルケルは戦い好きのヴァイキングという一面が強かったですが今回は戦士としてのトルケルがよく描き出されていて印象深かったです。なるほどトルケルはクヌートにトールズの姿を見て本当の戦士を追い求めるためにクヌートに臣従したんですね。クヌートに関しては理想を得たのにも関わらず戦いに身を置き民を導こうとしている点でトールズよりも優れているのかも。たった1話で成長しすぎです笑

    • 管理人 より:

      >ヤール様
      コメントありがとうございます。
      今回はトルケルとクヌートそれぞれが印象深い回でしたね。
      あくまで私の解釈ですがやはり双方挫折を知ったからこそ成長できたという面もあります。
      トルケルは敗北を、クヌートは無力を。
      それぞれ味わったからこそそれをバネにして理想を追い求める決意をした。
      大きく物語が動きだしそうな気がして希望の持てる回だったように思います。