【アニメ BEASTARS ビースターズ 12話(最終回)感想】心理描写が素晴らしい

感想

はいやってきましたBEASTARS。
今回はジュノを通してレゴシとハルの関係。
それがより強調される作りになっていましたね。
レゴシとハルのことがわかるよい構図だったように思えます。
やっぱり二匹はお似合いだと。
そう信じています。
というわけでサクサク感想書いていきます。

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目次

全体の感想

  • レゴシとハルの関係がより分かる
  • ジュノは良い引き立て役だった
  • 二匹の構図がとても響くようになっていた

レゴシとハルの関係がより分かるような形になっていましたね。
良かったのはジュノとの対比ですね。
まあ今になってしゃしゃり出てくるなといいたくなるところもあります。
けれどもですね。
ジュノが出てくることでレゴシの考えがより分かるようになっていたんですよね。
ジュノは肉食獣であることに誇りを持っている。
レゴシは肉食獣であることに恐れを抱いている。
その対比。
レゴシとジュノでは肉食獣の考えが決定的に違うんですよね。
だからこそ分かり合えない。
むしろ肉食獣を恐ろしがっているハルだからこそ。
レゴシはハルと思想で惹かれあう。
この二匹の構図がより響くようにジュノが引き立て役になっていた。
なのでお話的にはすっきりしていたなと。
良い印象を抱くようになっていました。

ジュノの誇り

  • 肉食獣であることに誇りがある
  • 誇りがある種族同士だからこそレゴシと結ばれると思っている
  • しかし誇りによって分かり合えないという構図になっている

ジュノの誇りが何よりも分かるお話になっていました。
肉食獣であることに誇りがあるジュノ。
だからこそ堂々と前に出て。
がつがつとレゴシにアプローチもできる。
そして誇りがある種族だからこそ。
レゴシとは結ばれあう。
その運命にあると思っているんですね。
私が思うにですね。
ジュノは自分が大好きなんだと思います。
そして自分が大好きだからこそ。
自分と同族のレゴシ。
レゴシが何よりも好きになってしまう。
鏡に映った自分に重ねて。
レゴシのことを見ているわけですね。
でもその自分への誇り。
これによってレゴシと分かり合えないという構図になっていてですね。
かなりジュノには厳しいお話になっていましたね。
ジュノは余りに自分を見ていてですね。
レゴシのことが見えていない。
そんなところも可愛らしいとは思うわけですが。
ジュノのことが何よりも分かるからこそ。
レゴシと結ばれないことが分かってしまう。
そこが辛くもあり魅力的でもありました。

レゴシの恐れ

  • レゴシには肉食獣に恐れがある
  • 肉食獣の恐ろしさを誰よりも分かっている
  • だからこそハルに惹かれてしまう

レゴシは肉食獣に恐れがあるんですね。
一歩間違えれば命を奪ってしまう種族。
そこにコンプレックスがある。
肉食獣という種族の怖さ。
それを誰よりも分かっている。
でもですね。
誰よりも分かっているからこそ。
また肉食獣に恐れを抱いているハルに惹かれてしまう。
ジュノはレゴシの良い面しか見ていないわけですね。
ハルはレゴシの弱い面も知っている。
そんなハルこそレゴシのことを真に分かってくれる。
良き理解者としてレゴシはハルのことを想っているのではと。
考えてしまいました。

思想の違い

  • 同族だからこそ分かり合えないこともある
  • 異族だからこそ分かり合えることもある
  • 複雑な関係がとてもよく表現されていた

思想の違いがとてもよく表現されていました。
レゴシとジュノ。
同族でお似合いのカップル。
一見すると付き合ったほうがいいと思われます。
けれどもですね。
思想が決定的に違っている。
レゴシは恐れでジュノは誇りで。
肉食獣を見ているわけですね。
これでは分かり合えるわけがない。
レゴシとハル。
異族で難しいカップル。
もちろん難しさもあるんでしょう。
でもどちらも肉食獣の恐れを知っている。
だからこそ惹かれあってしまう。
この複雑な関係がですね。
とてもよく表現されていてですね。
やっぱりこの作品の心情描写。
流石だなと思わざる得ない。
複雑な関係がとてもよく表現されていました。

総評

  • 細かな心情描写
  • これが全てだった
  • 全てを部分で表現していた

細かな心情描写が素晴らしい。
というか私にはこれが全てでした。
全てのキャラクターに思想があり。
その思想を理解しようと努める過程。
そこがとても面白かったんですよね。
ああこのキャラクターはこういうこと考えていそうだなとか。
ああこのキャラクター同士は分かり合えないだろうなとか。
ああこのキャラクターは素晴らしい考えをもっているなとか。
とにかくキャラクターの心情を考えるのが楽しかった。
それに尽きる。
そしてキャラクターの心情描写がですね。
作画や演出や声で細かに表現されていました。
心情描写が全てだと私は思っています。
でもその全てが細かな部分で表現されていてですね。
非常に素晴らしい表現力でアニメが作られているなと。
思わず感心するような場面が多かったです。
良いアニメでした。

まとめ

  • 分かり合えないレゴシとジュノ
  • 分かり合えるレゴシとハル
  • 心情描写が素晴らしかった

というわけでまとめてみました。
まあ今回は分かり合えないレゴシとジュノ。
分かり合えてしまうレゴシとハル。
その対比が響きましたね。
もちろんですね。
レゴシとハルが愛し合うにはハードルがある。
だから分かり合えてるなんて思えない。
そういう意見もあるとは思います。
でも少なくとも二匹ともですね。
お互いの弱さは知っていると思うんですよね。
そして弱さを知っているからこそ。
共に道を歩むこともできる。
希望の道がレゴシとハルにはあるように思えました。
また全話とおしての感想としてはですね。
心理描写が素晴らしかった。
それに尽きると思います。
非常に繊細な獣模様。
それがこれでもかと表現されていてですね。
非常に素晴らしかったです。
良いアニメに出会えたことに感謝。
ありがとうございました。

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