はいやってきました歌舞伎町シャーロック。
今回は後味悪い回ではありましたね。
シャーロックが寂しそうなのが印象的でした。
非常に辛い。非常に悲しい。
そんな回だったように思えます。
と同時に歌舞伎町シャーロックが持っている罪。
そこをしっかり指摘された回でもあり。
かなり重要な回だったかなとも思います。
とても面白いけど罪な作品。
それが歌舞伎町シャーロック。
辛いね。
というわけでサクサク感想書いていきます。
目次
全体の感想
- 後味悪い回
- 推理が必ずしも人の役に立たない
- シャーロックが寂しそうだった
後味悪い回。
推理が必ずしも人の役に立たない。
むしろ害を与えることもある。
そこが一番のポイントだったかなと思います。
これはですね。
シャーロックのやってきた行為。
それを否定することになるんですよね。
そこが非常に悲しかった。
あんなに楽しくやっていた推理落語。
それが人を間接的に傷つけていたなんて。
私もショックでした。
シャーロックが何よりも寂しそうだったのが印象的です。
まあ一方的な逆恨みといえば逆恨み。
ではあるんですけどもね。
何とも言えない後味の悪さ。
とても心に残る回になりました。
推理が害になることもある
- 一番心にきたポイント
- シャーロックには厳しかったのではないか
- 悲しい
推理が害になるということもある。
まあ一方的な逆恨み。
そうともとれる形なんですけどね。
シャーロックにとっては厳しかったのではないか。
シャーロックにとって唯一自分を表現できる場。
それが推理であり。
推理落語なんですよね。
その表現の場をですね。
真っすぐな形で否定された。
これってつらいですよね。
と同時に悲しかった。
私も毎回楽しみに見ていただけに。
明るい笑いを提供していたシャーロックがですね。
罰せられることがあるなんて。
ショックでした。
シャーロックにとって推理は遊びなのではないか
- シャーロックにとって推理は遊び
- それも真剣な遊びなのではないか
- 笑いが否定された
シャーロックにとって推理は遊びなのではないか。
私はそう感じているんですよね。
いや遊びといっても片手間にやるものではなく。
自分を全身全霊かけてやるもの。
それが推理なんだと思っています。
つまり真剣な遊びなわけです。
そして全力でやるからこそ笑いが生まれ。
全力であるからこそ推理がさえる。
そんなものでなければならない。
それが覆されたのが今回なんですよね。
悲しいことにシャーロックの全力の笑い。
その笑いが否定された。
これはやっぱりシャーロックにとってはですね。
大きな出来事だったように思えます。
余興の部分を否定された
- 歌舞伎町シャーロックの持ち味が余興
- 大事なものを否定されたように思える
- 罪な作品だなと思った
歌舞伎町シャーロックの持ち味の余興も否定されたわけなんですよね。
歌舞伎町シャーロックってですね。
真剣な事件をですね。
おちゃらけた余興のようにやる。
その遊びの部分が何より大事でですね。
そこに歌舞伎町シャーロックの魅力が溢れているわけです。
なので歌舞伎町シャーロックにとって推理は余興なんですね。
真剣な余興。
そして笑いがあるからこそ事件も真剣にみられる。
事件があるからこそ笑いもますます引き立つ。
でもその余興で人生を左右される人間もいる。
そして遊びで自分の人生壊されたらたまらないわけです。
もちろん歌舞伎町シャーロックの遊びは真剣な遊びなわけですけれども。
それでも歌舞伎町シャーロックの大事なものを否定された。
余興が笑いで溢れれば溢れるほど。
遊びが真剣であればあるほど。
人を傷つけてしまう。
罪な作品だなと思いました。
今回は罪を突きつけられた
- シャーロックの持つ罪
- 作品の持つ罪
- 視聴者の罪
今回は罪を突きつけられた回でした。
まずシャーロックの持つ罪。
真剣な事件を落語のようにやる罪。
しかしその罪を分かっていても。
シャーロックは真剣に遊びの推理落語をやるしかない。
深い業を感じた回でした。
そして作品の持つ罪。
いままで真剣な事件をですね。
余興として扱ってきた罪。
しかし事件が真剣であればあるほど。
ますます笑いは加速してしまう。
業の深い作品だと感じました。
そして歌舞伎町シャーロックを見てですね。
笑ってしまう視聴者の罪。
いままで散々笑わせてもらいましたが。
その余興が人を傷つけていたなんて。
笑っていた私はなんなんだという。
そんな罪の意識。
しかし罪が深刻であればあるほど笑ってしまう。
そこがやっぱり視聴者の業かなと思いました。
まとめ
- 作品の構造の持つ罪を指摘された回
- しかし作品は止まることはできない
- 果てしない笑いの追及は続いていく
というわけでまとめてみました。
今回は作品の構造の持つ罪を指摘された回でした。
あんなに楽しかった推理落語。
あんなに楽しかった人情話。
あんなに楽しかった笑いの雰囲気。
それが全て罪に変わってしまう。
しかしですね。
それでも歌舞伎町シャーロックは止まることが出来ない。
むしろ事件が真剣であればあるほど。
事件が深刻であればあるほど。
ますます歌舞伎町シャーロックの笑いは加速する。
事件を追及し笑いを追求する。
たとえ犠牲を払ってでも。
悲しい回ではありました。
けれども歌舞伎町シャーロックの本質を今回見事に表していてですね。
非常に良い回だと思いました。
シャーロック、これからも推理落語を続けてくれ。
私も罪を背負って笑うからさ。
というわけで次回も正座して待っています。
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