はいやってきましたヴィンランド・サガ。
今回はやっぱりトルフィン。アシェラッド。トルケル。
このあたりが気になってしまう。
そんな回でした。
というかこの3人がやっぱキーマンかな。
というわけでサクサク感想書いていきます。
目次
全体の感想
- 子供になったトルケル
- 大人になったアシェラッド
- どちらにもなれないトルフィン
やっぱり3人のありようが響いてきますね。
トルケルは子供のままなんですよね。
だからこそ純粋。
だからこそ力を追い求められる。
だからこそ自由。
こういう生き方ってありだと思うんですよね。
もちろん嫌う人もいますが。
でも大人になっても子供のままでいる。
いや子供でいることを決意した。
そういう大人は素直にかっこいいと思うんです。
一方アシェラッドは大人なんですよね。
だからこそ戦略を練り。
時には残虐になり。
冷静にことを運ぶ。
めっちゃ大人。
めっちゃかっこいい。
割り切って生活してるわけですね。
でもトルフィンは何にもなれない。
だからこそ悩む。
だからこそ復讐に囚われる。
だからこそずっと辛いままでいる。
この3人のありよう。
それが非常に良くて。
キャラクターをしっかり現わした物語だなと。
そう思わせてくれました。
子供のままのトルケル
- 子供のままのトルケル
- 子供のままでいることを決意した
- こういう人間は強い
子供のままでいるトルケル。
私トルケルだいすきなんですけど。
強くて。かっこよくて。純粋。
でもこの良さがどこからきているのか。
今回少しだけわかったような気がします。
トルケルは子供でいることを決意したんですね。
どんな苦難がまちかまえていても。
どんな苦労がまっていたとしても。
どんなピンチになったとしても。
本当にどんな時であっても。
子供でいることを誓った。
子供でいることを決意した。
子供でいることを固持した。
つまり信念があって子供やってるわけです。
子供でいることの良い部分だけじゃなくて。
子供でいることの悪い部分ひっくるめて。
それでも子供でいる。
こういう大人ってめっちゃかっこいいと思うんですよね。
そして強いとも思います。
良かったですね。
アシェラッドはどこまでも大人
- アシェラッドはどこまでも大人
- だから損得で動く
- これはこれで納得できる生き方
アシェラッドはどこまでも大人なんですよね。
だからこそ損得で動く。
今回の件も策略コミコミで動いているわけです。
こうなったときはこうする。
こんなことがおきたらこう対処する。
こんなふうになったらこうなる。
全て計算ずくなんですよね。
そしてそこにはすべて損得が絡んでくる。
比較するんですが子供なトルケルは欲望のままに動く。
つまり自分がワクワクするほうへ。
自分が好き嫌いがあるほうへ。
自分が思う方向へ。
進んでいくわけです。
一方アシェラッドはあくまで損得。
こうしたら得をする。
こうしたら損をする。
こうしたら自分が優位に立てる。
今回はこの二人の大人と子供の対比。
それが非常に目立ってきて刺さりましたね。
そして非常にどちらも魅力的に描かれている。
やっぱりヴィンランド・サガが良い物語だなと思うわけです。
トルフィンはどちらにもなれない
- トルケルのような子供にもなれない
- アシェラッドのような大人にもなれない
- これが若者という生き方
トルフィンは子供にも大人にもなれないんですよね。
つまり決意していない。
この決意していない理由ですが。
それは復讐に囚われているから。
だからこそ決意できない。
いつまでも父親のことを気にしている。
つまり他人の動向ばかりが気になっているんですね。
だからこそ自分で決められない。
どうやって生きたいのかを。
どうやって動きたいのかを。
どうやって目的を果たすのかを。
だからアシェラッドにいいように利用されてしまう。
ブラック企業の若者みたいになってるわけです。
いまさらこの会社を辞めることができない。
でもこの会社にいてもいいことがなにもない。
こういう風に翻弄される若者。
それがトルフィンといえるでしょう。
自分の生き方を決める
- トルフィンが自分の生き方を決める
- そういう物語になることを願う
- 若者を卒業しよう
トルフィンが自分の生き方を決める。
そういう物語になってくることを願います。
今はアシェラッド兵団というブラック企業。
それにくぎ付けなわけです。
父親の復讐という重荷があるから。
だからこそアシェラッドという上司。
これにこきつかわれてしまう。
でもいまさら辞めることもできない。
でもいてもいいことがない。
この状況をどう打破だきるのか。
それはトルフィンにかかってくると思います。
いつまでも父親の幻影に囚われず。
自分を見つけ生きていく。
どういう風に生きていくのかを決める。
それがトルフィンにとって最重要課題。
であると思うんです。
ブラック企業を脱出しようトルフィン。
まとめ
- トルケルという子供
- アシェラッドという大人
- トルフィンという若者
というわけでまとめてみました。
まあ今回はそれぞれの生きざま。
それがよーく出た回だと思うんですよね。
トルケルのように生きるもよし。
アシェラッドのように生きるもよし。
しかしです。しかしですよ。
トルフィンという生き方。
それはやっぱりどこかで打破しないとなと。
思うわけであります。
このままだと宙ぶらりんですからね。
ずっと利用されたまま。
そのまま生きていくことになります。
だからこのまま強くなったとしても。
中身はからっぽになりかねないわけです。
それは避けてほしいなと。
トルフィンがどうやって生き方を選ぶのか。
そこに注目しながら見ていくことにします。
というわけで次回も正座して待っています。
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